2024年05月14日
旧津倉家の前で「しっぺい」撮影会
突然でしたが、掛塚の旧廻船問屋・津倉家住宅に、磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」がやって来ました。「しっぺい」が来たのは、磐田市PRの撮影のため。観光大使の中西更櫻さんと池田昂生さんと一緒に、肉球を見せて・・・
津倉家の前の道路は、5月18日(土)19日(日)には車両を通行止めとする「歩行者天国」にして「いじゃまいかけつか・2024年春」を開催し、「しっぺい」は5月19日(日)の午前11時頃にやって来る予定。その時間に合わせて、その場にいる大人も子供もみんなで「しっぺい音頭」を踊る予定ですので、ぜひ、いらしてください!
津倉家の前の道路は、5月18日(土)19日(日)には車両を通行止めとする「歩行者天国」にして「いじゃまいかけつか・2024年春」を開催し、「しっぺい」は5月19日(日)の午前11時頃にやって来る予定。その時間に合わせて、その場にいる大人も子供もみんなで「しっぺい音頭」を踊る予定ですので、ぜひ、いらしてください!
2024年05月14日
初夏の天竜川左岸河川敷②―コケリンドウ
「アカツメクサに寄生するヤセウツボ」と天竜川河川敷の国際化の次は、日本の在来種コケリンドウを紹介します。正直に言って、天竜川の河川敷にコケリンドウが咲いているなんて思ってもいませんでした。
しかも、コケリンドウが咲いていたのは「竜洋天竜川西堀河川敷公園グラウンド」の脇。ソフトボールや野球などを楽しむ人たちが利用し、草はそれほど生えてはいない場所。そんな所にコケリンドウが育ち、花を咲かせていました。
周囲の草が茂っていれば、コケリンドウは育っていないかも知れません。むしろ、周囲の草が刈られ、足で踏まれて育ちが悪い環境が、コケリンドウの生育を助けているのかも知れません。
でも、花が咲いているこの時季だけは、コケリンドウを踏み着けることのないように気を付けましょう!
しかも、コケリンドウが咲いていたのは「竜洋天竜川西堀河川敷公園グラウンド」の脇。ソフトボールや野球などを楽しむ人たちが利用し、草はそれほど生えてはいない場所。そんな所にコケリンドウが育ち、花を咲かせていました。
周囲の草が茂っていれば、コケリンドウは育っていないかも知れません。むしろ、周囲の草が刈られ、足で踏まれて育ちが悪い環境が、コケリンドウの生育を助けているのかも知れません。
でも、花が咲いているこの時季だけは、コケリンドウを踏み着けることのないように気を付けましょう!
2024年05月14日
旧津倉家の草取りと地域学習③―津倉家見学
まち歩きから戻った静岡産業大学の学生たちは、一服した後、旧津倉家住宅の見学です。当ブログでは、旧津倉家については何度も紹介して来ましたが、学生たちにとっては初めての見学会。天竜川の河口近くに位置している掛塚には、川を下って来た木材が集積し、ここで板や角材へと製材して船に積み込み、江戸時代には幕府が開かれたために全国から人が集まり、大都市へと発展した現在の東京へ木材を運ぶ大型の帆船が出入りしたのが掛塚湊です。
津倉家も、そんな仕事をしていた廻船問屋だった家。掛塚の製材技術や大工の腕前が、これでもかこれでもかと発揮され、130年前に造り上げられたのが、今も残る国の登録中継文化財の津倉家住宅。
細かいところまで見れば見るほど、掛塚の製材、製鋸、建具、大工などの技術の高さを感じ、「掛塚まつり」で曳き回される屋台が、地元の職人たちが力を併せて造った技術の賜物だからこそ、地元の住人が大切に伝えているのだということが分かっていただけたと思います。
津倉家も、そんな仕事をしていた廻船問屋だった家。掛塚の製材技術や大工の腕前が、これでもかこれでもかと発揮され、130年前に造り上げられたのが、今も残る国の登録中継文化財の津倉家住宅。
細かいところまで見れば見るほど、掛塚の製材、製鋸、建具、大工などの技術の高さを感じ、「掛塚まつり」で曳き回される屋台が、地元の職人たちが力を併せて造った技術の賜物だからこそ、地元の住人が大切に伝えているのだということが分かっていただけたと思います。
2024年05月14日
初夏の自然を訪ねて富幕山へ⑤―イチヤクソウとフイリフモトスミレ
富幕山(とんまくやま)のゴール地点は、NTTのアンテナが目印。そこには一等三角点があり、なぜか「富幕山」ではなく「富巻山(とんまきやま)」。
それはそれとして、さらに奥に行くと、蕾を着けたイチヤクソウが数株ありました。イチヤクソウの葉は葉脈の部分が溝のようになり、少しうすめの緑色。それが模様のようになっていますので、花がさいていなくても目に留まりやすい植物です。
葉が目立つと言えば、すぐそばには標脈部分が白っぽく色を変えたフイリフモトスミレもありました。花はもう終わっていましたが、この葉を見落とすことなどありえません。
富幕山の標高は536メートル。登山口の標高は218メートルですから、標高差は320メートルほど。いわゆる低山ですから、誰でも気軽に登ることができます。しかも、山野草がたくさん生育している花の山ですから、いつ誰が登っても楽しめる山です。
それはそれとして、さらに奥に行くと、蕾を着けたイチヤクソウが数株ありました。イチヤクソウの葉は葉脈の部分が溝のようになり、少しうすめの緑色。それが模様のようになっていますので、花がさいていなくても目に留まりやすい植物です。
葉が目立つと言えば、すぐそばには標脈部分が白っぽく色を変えたフイリフモトスミレもありました。花はもう終わっていましたが、この葉を見落とすことなどありえません。
富幕山の標高は536メートル。登山口の標高は218メートルですから、標高差は320メートルほど。いわゆる低山ですから、誰でも気軽に登ることができます。しかも、山野草がたくさん生育している花の山ですから、いつ誰が登っても楽しめる山です。
2024年05月14日
新緑の北遠を♪グルリ⑧―「二本杉峠」のツツジとホソバシャクナゲ
この日(5月5日)の「新緑の北遠を♪グルリ」は、当たり前ですが「『八十八夜』過ぎの茶園巡り」と同じように県道290号水窪羽ケ庄佐久間線を走って水窪へ。途中であちらこちらに車を止めて、花や蝶などとの出会いを楽しみながらのドライブです。
「二本杉峠」で出会った濃いピンク色のツツジは、多分ミツバツツジ(左の写真)。アカヤシオの花はすでに終わっていましたが、ホソバシャクナゲ(右下の写真)はまだ少しだけ残っていました。
この奥には家もあり、「二本杦峠新道碑」の前には車を止めれる場所もありますので、ミツバツツジやホソバシャクナゲは自生のものではなく、植えられたものかも知れません。
仮に植えられたものだとしても、華やかなピンク色の花は、新緑の山里を彩る嬉しい自然。さあ、この後は、羽ヶ庄(はがしょう)の集落を抜けて、芋堀(いもほり)へと向かいます。
「二本杉峠」で出会った濃いピンク色のツツジは、多分ミツバツツジ(左の写真)。アカヤシオの花はすでに終わっていましたが、ホソバシャクナゲ(右下の写真)はまだ少しだけ残っていました。
この奥には家もあり、「二本杦峠新道碑」の前には車を止めれる場所もありますので、ミツバツツジやホソバシャクナゲは自生のものではなく、植えられたものかも知れません。
仮に植えられたものだとしても、華やかなピンク色の花は、新緑の山里を彩る嬉しい自然。さあ、この後は、羽ヶ庄(はがしょう)の集落を抜けて、芋堀(いもほり)へと向かいます。
2024年05月14日
180回目の秋葉山⑪―「富士見茶屋」跡のサンショウ
かつて秋葉山表参道にあった茶屋の中で、唯一建物が残っているのが「富士見茶屋」。ところが、最近になって老朽化が進み、建物は半壊し、歳を重ねた山桜も腐ってしましました。
それでも、逞しく残っているのはサンショウの木。茶屋のすぐそばに育っていますので、自生ではなく、多分、店の人の手によって植えられたもの。この日も太陽の陽射しを受け、サンショウの芽(木の芽)は黄緑色。に輝いていました。
もう少し季節が進めば、木の芽の色も濃い緑色に変わりますので、今が一番明るく見える時季。鼻を近づけなくても、爽やかな香りが漂って来るような気がしました。
それでも、逞しく残っているのはサンショウの木。茶屋のすぐそばに育っていますので、自生ではなく、多分、店の人の手によって植えられたもの。この日も太陽の陽射しを受け、サンショウの芽(木の芽)は黄緑色。に輝いていました。
もう少し季節が進めば、木の芽の色も濃い緑色に変わりますので、今が一番明るく見える時季。鼻を近づけなくても、爽やかな香りが漂って来るような気がしました。
2024年05月14日
目で見る掛塚の防災⑲―秋葉山常夜燈
火災の被害に遭わないように祈る神様しては、秋葉山に鎮座する秋葉神社がよく知られています。人々の火防への願いを具現化したものとして地域に点在しているのが、竿部に「秋葉山」と刻まれた常夜燈です。そもそも、常夜燈が建てられていれば火災が防げるというわけではなく、本来は常夜燈に火を点し、地域の住民が交代で火の番を勤め、もしも、どこかの家から出火した時にはすぐに知らせ、地域を挙げて消火に当たるため。秋葉神社のお札を家に貼っておけば、それだけで火災が防げるなどと誰もが信じていたわけではないのです。
貴船神社の東南角の小山の上に建てられているのは、京都市の愛宕山に総本宮を持つ愛宕神社。愛宕神社も火防の神に対する信仰。しかし、誰もが知っていることですが、火防の神社に向かって手を合わせ、頭を下げるだけでは火災は防げません!
*今回、「歴史に学ぶ掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。
貴船神社の東南角の小山の上に建てられているのは、京都市の愛宕山に総本宮を持つ愛宕神社。愛宕神社も火防の神に対する信仰。しかし、誰もが知っていることですが、火防の神社に向かって手を合わせ、頭を下げるだけでは火災は防げません!
*今回、「歴史に学ぶ掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。
2024年05月13日
掛塚で出会った白蛇
掛塚の旧津倉家の草取りの手伝いに来てくれた静岡産業大学の学生たちと「まち歩き」をしていた時のこと、学生の1人が「白いヘビがいる!」と声を挙げました。残念ながら蛇はもう死んでいましたが、これは白化現象(アルビノ)を起こした蛇です。
出会う機会は稀なので、日本では神の使いとも考えられ、白蛇と出会うことは縁起が好いとされているのです。この先、どんな好いことが待っているのでしょうか?
5月18日(土)19日(日)は、掛塚砂町の旧津倉家前の道を歩行者天国にして「いじゃまいかけつか・2024年春」を開催。「防災」をテーマにしたイベントを通し、地域の災害をいかに防ぐかについて考えていただく機会にしたいと思っています。
地震体験車、トイレトラック、消防車や救急車などを展示し、アルファ化米の試食、止血法や水消火器を使った消火訓練なども体験していただきます。参加は、もちろん無料ですので、防災意識を高め、もしもの時へ備えるためにも、ぜひ、ご参加ください!
出会う機会は稀なので、日本では神の使いとも考えられ、白蛇と出会うことは縁起が好いとされているのです。この先、どんな好いことが待っているのでしょうか?
5月18日(土)19日(日)は、掛塚砂町の旧津倉家前の道を歩行者天国にして「いじゃまいかけつか・2024年春」を開催。「防災」をテーマにしたイベントを通し、地域の災害をいかに防ぐかについて考えていただく機会にしたいと思っています。
地震体験車、トイレトラック、消防車や救急車などを展示し、アルファ化米の試食、止血法や水消火器を使った消火訓練なども体験していただきます。参加は、もちろん無料ですので、防災意識を高め、もしもの時へ備えるためにも、ぜひ、ご参加ください!
2024年05月13日
初夏の天竜川左岸河川敷①―アカツメクサに寄生するヤセウツボ
天竜川左岸河川敷には、あちらこちらでアカツメクサが咲いています。数からすればシロツメクサの方が多いのですが、ピンク色の花の方が、白くて見慣れたシロツメクサ(クローバー)の花よりも目立っています。
正しい植物名としては、アカツメクサではなくてムラサキツメクサなのですが、まあ、そこは・・・
そして、そこに地中海沿岸原産のヤセウツボが。ヤセウツボに葉緑素がありませんので、アカツメクサやシロツメクサに寄生。そんなヤセウツボは、日本では外来生物法により要注意外来生物に指定。ヤセウツボが日本に入って来たのは、ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカ原産のシロツメクサやアカツメクサと同じ明治時代以降。
最早、天竜川河川敷はインターナショナルなエリアに変わってしまっています。
正しい植物名としては、アカツメクサではなくてムラサキツメクサなのですが、まあ、そこは・・・
そして、そこに地中海沿岸原産のヤセウツボが。ヤセウツボに葉緑素がありませんので、アカツメクサやシロツメクサに寄生。そんなヤセウツボは、日本では外来生物法により要注意外来生物に指定。ヤセウツボが日本に入って来たのは、ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカ原産のシロツメクサやアカツメクサと同じ明治時代以降。
最早、天竜川河川敷はインターナショナルなエリアに変わってしまっています。
2024年05月13日
旧津倉家の草取りと地域学習②―まち歩き
旧津倉家の草取りに参加してくれた静岡産業大学の学生7人は、ボランティアというだけではなく、地域を知る学習の一環としての参加。掛塚の歴史と現状を知り、もしかしたら、地域を元気にするための若者ならではの提案があるかも知れません。
私も、まち歩きのガイド役として参加したのですが、学生たちは今回のまち歩きの体験をレポートにまとめて提出するとのこと。そのため、旧林家の伊豆石の塀、「つるや酒店」や掛塚郵便局跡など、要所要所をスマホで撮影。
かつて湊町で繁栄した掛塚の今の町並みをどう見て、何を感じたのか?若者たち目には、私たち高齢者とは違う掛塚が見えていたはず。期待したいものです。
私も、まち歩きのガイド役として参加したのですが、学生たちは今回のまち歩きの体験をレポートにまとめて提出するとのこと。そのため、旧林家の伊豆石の塀、「つるや酒店」や掛塚郵便局跡など、要所要所をスマホで撮影。
かつて湊町で繁栄した掛塚の今の町並みをどう見て、何を感じたのか?若者たち目には、私たち高齢者とは違う掛塚が見えていたはず。期待したいものです。
2024年05月13日
初夏の自然を訪ねて富幕山へ④―ホタルカズラとハルリンドウ
数は多くはありませんでしたが、私の目は見逃しません。蛍の光に見立てられた青い花を咲かせていたのは、ムラサキ科ムラサキ属のホタルカズラ。別に緊張していたわけではないのですが、なぜかピントが合ったのは1コマだけ。これがホタルカズラです。
そして、咲きかけていた青い花はハルリンドウ。もう少しで咲きそうでしたが、咲くまで待ってはいられませんでしたので、こんな写真で失礼します!
そして、咲きかけていた青い花はハルリンドウ。もう少しで咲きそうでしたが、咲くまで待ってはいられませんでしたので、こんな写真で失礼します!
2024年05月13日
新緑の北遠を♪グルリ⑦―「龍王権現の滝」
今年(2024)は「辰年」、龍の年。佐久間は「龍」の町ですから、いろいろな「龍」が見られるのですが、「龍王権現の滝」もそんな「龍」の1つ。「新・浜松の自然100選」の指定地にもなっています。
急な石段を下りて吊り橋を渡れば、流れ落ちる滝の轟音が中央構造線上のケルンコル(断層谷)に響き渡ります。
ふと足元を見ると、雄器床をつけた雄株のジャゴケが。ジャゴケ(蛇苔)とは、葉状体の表面の模様を蛇の鱗模様に見立てて付けられた名前。・・・と言うことは、来年(2025)の干支「巳」?ちょっと早過ぎる出会いだったのかも・・・?
急な石段を下りて吊り橋を渡れば、流れ落ちる滝の轟音が中央構造線上のケルンコル(断層谷)に響き渡ります。
ふと足元を見ると、雄器床をつけた雄株のジャゴケが。ジャゴケ(蛇苔)とは、葉状体の表面の模様を蛇の鱗模様に見立てて付けられた名前。・・・と言うことは、来年(2025)の干支「巳」?ちょっと早過ぎる出会いだったのかも・・・?
2024年05月13日
180回目の秋葉山⑩―オタマジャクシの学校
近頃、秋葉山表参道で気になるのは、冬を越したアサギマダラの幼虫。前回(4月11日)には、これまでで最高の8匹もの幼虫を見つけたのですが、この日(5月3日)には何と1匹も出会えず。あちこちに生育しているキジョランの葉を1枚1枚丁寧に裏返してみても・・・。もしかして蛹化したのだとしたら、それは嬉しい話。しかし、そうでないとしたら・・・?
だったら、せめてヒキガエルの子どもたち、オタマジャクシの姿を紹介することにしましょう。
山間地では子供たちの数が減り、小学校が次々と閉校になっているのが現状。天竜区佐久間町の浦川小学校も、来年(2025)4月からは佐久間小学校と統合されることが決まっています。
その点、オタマジャクシの学校は毎年、新入学生で賑わっています。成人式は行われませんので、大人になれるヒキガエルがどれだけいるかは不明ですが、今は学校生活を楽しんでいてください!
だったら、せめてヒキガエルの子どもたち、オタマジャクシの姿を紹介することにしましょう。
山間地では子供たちの数が減り、小学校が次々と閉校になっているのが現状。天竜区佐久間町の浦川小学校も、来年(2025)4月からは佐久間小学校と統合されることが決まっています。
その点、オタマジャクシの学校は毎年、新入学生で賑わっています。成人式は行われませんので、大人になれるヒキガエルがどれだけいるかは不明ですが、今は学校生活を楽しんでいてください!
2024年05月13日
目で見る掛塚の防災⑱―ナギの木
旧竜洋町で暮らす人なら誰でも気づいているとは思いますが、竜洋と言えばナギの木。「なぎの木会館」だけでなく、貴船神社境内や学校の校庭、旧津倉家などの家の庭にもナギの木が植えられ、竜洋は「ナギの木の町」なのです。
竜洋にナギの木が多く植えられているのは、かつての掛塚が廻船業で栄えた湊町だったから。台風などの大風が吹いて海が荒れることを怖れ、ナギの木の「ナギ」を風が凪ぐ「ナギ」にかけ、その思いをナギの木に託したのが理由。貴船神社境内にも数本のナギの木が植えられ、ナギイカダという名の木も植えられています。
日本で初めて天気予報が発表されたのは、明治17年(1884)6月1日。日本初の公的気象機関である東京気象台(現在の気象庁)が設置され、気象と地震の観測が開始された「気象記念日」。もうすぐ、「気象記念日」がやって来ます。
*今回、「歴史に学ぶ掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。
竜洋にナギの木が多く植えられているのは、かつての掛塚が廻船業で栄えた湊町だったから。台風などの大風が吹いて海が荒れることを怖れ、ナギの木の「ナギ」を風が凪ぐ「ナギ」にかけ、その思いをナギの木に託したのが理由。貴船神社境内にも数本のナギの木が植えられ、ナギイカダという名の木も植えられています。
日本で初めて天気予報が発表されたのは、明治17年(1884)6月1日。日本初の公的気象機関である東京気象台(現在の気象庁)が設置され、気象と地震の観測が開始された「気象記念日」。もうすぐ、「気象記念日」がやって来ます。
*今回、「歴史に学ぶ掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。
2024年05月12日
旧津倉家の草取りと地域学習①―草取り
5月11日(土)は、午前8時から旧津倉家の庭の草取り。来週18日(土)19日(日)には、「いじゃまいかけつか・2024年春」として「防災フェア in 掛塚」を開催しますので、1週間前の草取りは、隅から隅まで丁寧に。この日は、静岡産業大学の学生たちも参加してくれました。
草はそれほど生えていませんでしたが、枯れて散った落ち葉は竹ぼうきで丁寧に履いてゴミ袋へ。学生たちには松の芽摘みも手伝っていただき、これで「防災フェア in 掛塚」への参加者を迎える準備が整いました。
「防災フェア in 掛塚」では、津倉家前の道路を通行止めとして、地震体験車、トイレトラック、消防車や救急車などを並べます。庭では、アルファ化米の試食、止血法や水消火器を使った消火訓練なども体験していただきます。参加は、もちろん無料ですので、防災意識を高め、もしもの時への備えのためにも、ぜひ、ご参加ください!
草はそれほど生えていませんでしたが、枯れて散った落ち葉は竹ぼうきで丁寧に履いてゴミ袋へ。学生たちには松の芽摘みも手伝っていただき、これで「防災フェア in 掛塚」への参加者を迎える準備が整いました。
「防災フェア in 掛塚」では、津倉家前の道路を通行止めとして、地震体験車、トイレトラック、消防車や救急車などを並べます。庭では、アルファ化米の試食、止血法や水消火器を使った消火訓練なども体験していただきます。参加は、もちろん無料ですので、防災意識を高め、もしもの時への備えのためにも、ぜひ、ご参加ください!