› 自然と歴史の中を歩く! › 2021年10月

  

2021年10月31日

「竜洋文化祭」は今日(10月31日)まで

「竜洋文化祭」のバルーンアート 第60回となった「竜洋文化祭」は、今日(10月30日)も午前10時から開催されています。

 会場の竜洋なぎの木会館の入口はバルーンアートで楽しく飾られ、いさだホールでは、ハワイアンダンスやどじょうすくいなど、楽しい催しがいっぱい。

「むかしの写真展」 「むかしの写真展」の会場は、2階の西側奥の部屋。チラシなどには歴史文書館と書かれていますが、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」が集めた写真ですから、私たちが案内させていただいています。

 希望者にはポケットガイド「掛塚歴史さんぽ」も無料で差し上げていますので、ぜひ、ご来場ください!午後4時半までです。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 06:16Comments(0)みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事

2021年10月31日

焼津・花沢の里を歩く②―国選定重要伝統的建造物群保存地区

花沢の里 花沢は山の谷地にある30戸ほどの山村集落です。

 街道沿いに、石垣と板張りの建物が連なり、川や山林など周囲の自然環境と一体となって独自の歴史的景観を作り出しています。

 建物は江戸時代以来の伝統を保ちながら、明治後半以降のみかん栽培などの盛行とともに増改築されてきました。

 この歴史的景観が評価され、平成26年に静岡県で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。(焼津市観光協会のHPより)


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国選定重要伝統的建造物群保存地区 森進一が歌った「港町ブルース」の3番の歌詞。「♪出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船 ♪うしろ姿も 他人のそら似 ♪港~ 三崎 焼津に 御前~崎」と歌われ、焼津と聞けば海に面した「漁港の町」。「焼津さかなセンター」を思い出しがちですが、花沢は狭い谷筋にある山村集落です。

 「フリー百科事典Wikipedia」によれば、重要伝統的建造物群保存地区とは、「日本の市町村が条例などにより決定した伝統的建造物群保存地区のうち、文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したものを指す」とのこと。

 ・・・というわけで、初めて出かけた花沢の里。焼津にこんな山里があり、しかも国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているなんて知りませんでした。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:10Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2021年10月31日

「ひよんどり」の里、川名を歩く③―秋葉山常夜燈

「平(ひら)秋葉龍燈様」 ぶらりと歩いた川名の里。隅から隅まで歩いたわけではありませんが、2基の石燈籠、秋葉山常夜燈と出会いました。

 1基のそばには「平(ひら)秋葉龍燈様」の看板が建てられ、竿部には「爲郷中安全」と刻まれています。次に出会ったのは「西之輪(にしのわ)龍燈様」。こちらの文字は読み取れませんでしたが、どちらも火防(ひぶせ)の願いを込め、ぞれぞれの地区で建てたものに違いありません。

「西之輪(にしのわ)龍燈様」 浜松市北区引佐町川名は人家が密集した地域ではありませんが、火災から逃れるためには、地域全体(郷中)で防火の意識を共有することが欠かせません。こんなところからも、「川名のひよんどり」には火防(ひぶせ)の願いが込められているに違いないと感じさせられました。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:05Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2021年10月31日

自然が嬉しい秋の青谷を歩く⑨―ヤマラッキョウとヒガンバナ

ヤマラッキョウ 青谷の水田跡で咲いていた紫色の打ち上げ花火のような花はヤマラッキョウ。実は、ヤマラッキョウはヒガンバナ科なんです。

ヒガンバナ そう知ってはいても、まさか10月下旬のこの時季にヒガンバナが咲いているなんて思ってもみませんでした。ヤマラッキョウと比べてみると、ヒガンバナの花火はもっと派手。

 磐田市では10月9日(土)に、東京五輪でメダルを獲得した卓球の水谷隼、伊藤美誠両選手に「感動をありがとう」の意味を込めて花火が上げられましたネ。



  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:57Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物

2021年10月30日

第60回竜洋文化祭で「むかしの写真展」

第60回竜洋文化祭のチラシ 10月30日(土)31日(日)は第60回「竜洋文化祭」。会場の「なぎの木会館」2階では、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」で収集した「むかしの写真展」が開催されました。

 展示したのは、掛塚祭り、出征する兵士の壮行会、日本で最初の旅客機を造った福長飛行場、昔の子供たちの遊ぶ姿などの古い写真ばかり。ひっきりなしに訪れた見学者たちは、写真に写された家町並みや人々の姿に、昔を懐かしむ話が弾んでいました。

「むかしの写真展」 もしかしたら、あなたの知っている人が写っているかも?「むかしの写真展」は明日(31日)も開催します。ぜひ、いらしてください!お待ちしています!

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 17:10Comments(0)みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事

2021年10月30日

焼津・花沢の里を歩く①―満観峰から見た富士山

満観峰から見た富士山 焼津市の花沢の里を歩いたのは10月24日(日)と29日(金)の2回。静岡県内で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された花沢について先に紹介すべきとも思ったのですが、満観峰(まんかんほう)に登った29日は好天に恵まれ、駿河湾越しの冠雪の富士山と対面することができましたので、先ずはその写真から。

 満観峰は焼津市と静岡市駿河区とにまたがる標高470メートルの人気の山。10月29日は金曜日、ウイークデーだったにも関わらず、ハイキング客がいっぱい。花沢の里の奥のハイキングコース登り口から約1時間ちょっとで、こんな絶景を眺めることができました。

 バンザ~イ!

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:25Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2021年10月30日

「ひよんどり」の里、川名を歩く②―「川名のひよんどり」

「川名のひよんどり」が描かれた倉庫 当地域周辺には多くの伝統芸能があり、当堂においても毎年一月四日には、国指定重要無形民俗文化財「川名のひよんどり」がとりおこなわれます。

 なお、かつては八日堂と呼ばれたように、一月八日に行われた祭礼です。


 これも、現地に建てられた解説看板の一部です。

 「ひよんどり」とは、「神沢おくない」「寺野ひよんどり」などとともに「遠江のひよんどりとおくない」として国指定重要無形民俗文化財の指定名。今も遠州地方や三河で伝承され、五穀豊穣、無病息災や子孫繁栄などを祈願する田遊び、田楽の一種とされる民俗芸能。

「川名のひよんどり」の火踊り 私はまだ観たことはありませんが、よく知られているのは「ひよんどり」の語源となったとされる「火踊り」。看板の写真が、まさにその「火踊り」のもみ合いです。

 この写真を見ると、「ひよんどり」には火防(ひぶせ)の願いが込められていることも想像されます。



  

2021年10月30日

自然が嬉しい秋の青谷を歩く⑧―アキノキリンソウとヤクシソウ

 春には次から次へと黄色いキク科の花が咲きますが、秋の野に咲く黄色い菊は、だいたいアキノキリンソウかヤクシソウ。な~んちゃって・・・!?

アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
ヤクシソウ
ヤクシソウ

セイタカアワダチソウ でも、一番目立っているのは、やっぱりセイタカアワダチソウ。タイトルを「アキノキリンソウとヤクシソウ」にしたのは、セイタカアワダチソウでは誰も読んでくれそうにないから。

 実は、セイタカアワダチソウはキク科アキノキリンソウ属。アメリカ原産の外来種であることはよく知られていると思いますが、外来生物法により「要注意外来生物」に指定されているほか、日本生態学会によって日本の「侵略的外来種ワースト100」にも選ばれているほど。

 秋の青谷は、すっかり黄谷になってしまいました。




  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:19Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物

2021年10月30日

宣言解除後の秋葉山に登る⑲―「秋葉山ガイド付きハイキング」

「秋葉山ガイド付きハイキング」 さて、下山を完了し、次はいつ登りましょうか?実は、今年も「秋葉山ガイド付きハイキング」が予定されています。

 ガイド役を務めるのは、私たちAKG(秋葉観光ガイド)。予定されているのは、11月7日、12月5日、1月9日のいずれも日曜日。残念ながら、私は自治会の用事と重なり、11月7日と12月5日は参加できませんが、1月9日は今のところ大丈夫。

 11月7日もAKG(秋葉観光ガイド)の仲間がきちんと安全にガイドさせていただきますので、ぜひ、ご参加ください!きっと、色づき始めた紅葉が迎えてくれることでしょう!

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:09Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事

2021年10月29日

【遠州秋祭り④】磐田の掛塚まつり 独自のはやし、町に活気

優雅なはやしを奏でる掛塚屋台囃子保存会の会員ら 「そりゃ、そりゃ」-。太鼓と笛の音に合わせ威勢のよい掛け声が磐田市白羽の竜洋西会館に響いた。同市掛塚の貴船神社大祭「掛塚まつり」を彩る掛塚屋台囃子(ばやし)だ。保存会の会員たちが17日、神社の神事に合わせて演奏会を開いた。

 江戸から明治にかけ回船問屋を中心に栄えた掛塚湊の歴史を伝える祭りは、豪華な屋台と独自のはやしが特徴。近隣の掛川市横須賀などのはやしは東京の流れをくみテンポが早いが、掛塚はゆったりとした曲調の京都流とされ、その独自性から静岡県指定無形民俗文化財になっている。太鼓と笛で構成する楽器隊が、引き回される屋台上で祭りを盛り上げる。

2019年の祭りで貴船神社境内に集まる屋台 2年連続で屋台の引き回しは中止になった。会員らはまちの盛り上げに一役買おうと、1年半ぶりに演奏をした。町内を屋台が巡る際に奏でる「馬鹿(ばか)」や、南北朝時代に伝わったという「御公家(おくげん)」などを披露した。地元の子どもも参加し、優雅な音色を奏でた。

 保存会は地元幼稚園や小学校ではやしの体験会を開き、次世代への継承に努める。松山真保存会長(76)は「おはやしは長年積み上げてきた伝統文化で、周辺地域にも受け継がれている。後世につなぐためには、掛塚が先頭に立ち引っ張っていかなければならない」と前を向く。(「静岡新聞」より)


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 10月16日(土)17日(日)に開催した掛塚の旧廻船問屋・津倉家見学会と併催されたのが掛塚祭屋台囃子保存会によるイベント。掛塚祭屋台囃子保存会も、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」は掛塚祭屋台囃子保存会とともに「ふじのくに文化財保存・活用推進団体」の認定を受けた団体。これからも二人三脚で頑張って行きましょう!

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 15:17Comments(0)祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事