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2018年06月21日

津毛利神社を訪ねて⑦―ナギの木

ナギの木 「西舞阪より東掛塚に至る四十六ヶ村の総鎮守として崇敬され、四十六所明神とも奉唱さる」津毛利神社は、海上安全の三神を祀る神社。境内には、掛塚でよく見かけるナギ(椥)の木がたくさん植栽されています。

 これはもちろん、かつての湊町・掛塚と同じように、「ナギ=凪」と縁起を担いで植えられたもの。「津毛利」は「津守」の意味かも知れません。社殿を取り囲むようにグルリと植えられていますので、その数はかなりです。

ナギの木 境内には、「保存樹林 浜松市」の看板が建てられ、「指定番号 樹林第15号 指定年月日 昭和53年10月15日 マツを中心とした樹林で構成された津毛利神社の森は、市街化が進むこの地域で周辺住民の緑のオアシスとして親しまれ、夏には木陰で涼を楽しむ人々が見られます。」と、残念なことにナギの木には一切触れられていません。

 木はそれほど大きくはありませんので、樹齢はさほどでもないのかも知れません。しかし、生長が遅いナギの木ですから、指定年月日にはすでに植えられていたはず。「マツを中心とした樹林」としている辺りは、いかにも浜松市らしいのかも知れませんが・・・。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:57│Comments(0)野の花・植物歴史・産業遺産・寺社・文化財
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