2024年05月11日

目で見る掛塚の防災⑯―掛塚灯台

掛塚灯台 遠州灘に面した磐田市駒場に立つ真っ白な灯台―天竜川河口に広がる遠浅の遠州灘を往来する廻船の難破を防ぐため、明治 30 年(1897)3月、官営灯台として完成した灯台が、今も残る掛塚灯台です。

防潮堤と掛塚灯台 建設当時の掛塚灯台があった場所は、もう少し浜に近い場所だったのですが、平成14年(2002)3月、海上保安庁によって現在地の「海洋公園」南側に移設。現在は防潮堤の上に立ち、遠州灘を往来する船の安全な航行を見守っています。

マンホールの蓋 掛塚灯台の前身は、旧幕臣であった荒井信敬によって建設され、「改心灯台」とも呼ばれた私設の木造灯台。「荒井信敬翁之壽碑」は防潮堤工事のため撤去されてしまいました。

 掛塚灯台はマンホールの蓋にもデザインされ、旧竜洋町のシンボルであり続けています。

「防災フェア in 掛塚」 *今回、「歴史に学ぶ掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。




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