› 自然と歴史の中を歩く! › 2020年08月

  

2020年08月31日

8月末の小國神社境内地①―最後の日曜日

水遊び客で賑わう宮川 8月30日(日)は朝8時から地域の草刈り。わずか20分ほどでしたが、汗びっしょりの作業を終え、シャワーを浴びてからではそんなに遠くまでは行けませんので、森町の小國神社へ。いつものように宮川沿いの道を、自然を感じながら散策しました。

 驚いたのは小國神社の駐車場。右も左も満車で、空車待ちの車が列を作るほど。ところが、ラッキーなことに私のすぐそばの車が出ましたので、待ち時間は短くて済みました。

水遊び客で賑わう宮川 これほどまでに駐車場が混んでいたのは、参拝客というよりも、宮川での水遊び客が多かったからみたい。あっちにもこっちにも子供連れの家族の姿が見られます。

 今年(2020)の「夏休み」はもう終わり、2学期がスタートしているとは思いますが、8月最後の日曜日はやはり特別な日。緑を透かして届く光の下に、明るい歓声が響いていました。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:13Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2020年08月31日

「♪ほそ~え、こ~え~ん」に登る③―引佐細江

展望台からの風景2.窓に輝く湖の面の  
 光と競うまごころの
 強さに身をばきたえつつ
 手をたずさえて進みゆく
 われらの母校気賀小学校


展望台 これが「気賀小学校」校歌の2番の歌詞。ここで歌われる「湖(うみ)の面(おも)」とは、都田川が浜名湖へと注ぐ「引佐細江」の湖面のこと。展望台に登れば、引佐細江の先には東名高速道路の浜名湖橋、その左手には舘山寺、そして大草山が見晴らせます。

 この日(8月28日)は時折雨が降る天気ではありましたが、青空も時折顔を出してくれました。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:12Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩きあの頃

2020年08月31日

「青谷不動の滝」から「小堀谷鍾乳洞」まで歩いて往復⑥―ツリガネニンジンと「女」の字

ツリガネニンジン 以上が、「青谷不動の滝」と「小堀谷鍾乳洞」の紹介。「青谷不動の滝」から「小堀谷鍾乳洞」への道を歩けば、ツリガネニンジンの花と出会うことができます。

 ツリガネニンジンはキキョウ科の花。雨や朝露の雫を連想させる釣鐘状の花は、秋の訪れが近いことを知らせてくれます。

「女」の字 そして、たまたま見つけた足元に書かれた「女」の字。細い枝が重なって書き上げた文字ですが、この字を書いたのは誰で、何のため?

 私がわざと枝を並べたと疑う人がいるかも知れませんが、それは絶対にありません。たまたま、たまたま・・・。本当に、たまたまです。


  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:08Comments(0)野の花・植物

2020年08月31日

光を求め、光明山遺跡へ⑦―「拓魂」の碑

「拓魂」の碑 光明山遺跡を訪れた時、ぜひ気づいていただきたいのは「拓魂」の碑。「ブラジル移民の父」とも呼ばれている平野運平の功績を讃え、日本とブラジルとの浅からぬ関係と両国の親睦を祈念して建てられた記念碑です。

 平野運平が生まれたのは掛川市ですが、天竜区横川の平野家の養子となり、ブラジル移民船「笠戸丸」に先んじてブラジルに渡り、通訳として活躍した移民の先駆者。

 近頃では、日系ブラジル人による里帰り移民が目立ち、我が家の周辺にも3軒が定住し、地域との付き合いも問題なく暮らしています。彼らが平野運平のことを知っているのかどうか?ぜひ一度、聞いてみたいと思っています。


  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:05Comments(0)出かけよう!北遠へ歴史・産業遺産・寺社・文化財

2020年08月31日

「猛暑日」の国境(くにざかい)を歩く⑯―シロバナシナガワハギとホソバウンラン

シロバナシナガワハギ 白い小さなマメ科の花はシロバナシナガワハギ。シロバナシナガワハギとは、江戸時代に品川で見つかった白い萩の意味。中央アジア原産の植物ですが、日本には緑化植物として持ち込まれ、水窪の道路脇で咲いていたのも、その名残りだろうと思われます。

ホソバウンラン 緑化植物と言えばホソバウンランも同じ。兵越(ひょうこし)峠近くの法面に生育し、今、黄色い花を咲かせ始めている時季。この道を走る時、いつも気になる外来の植物たちです。


  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 03:56Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物

2020年08月31日

「危険な暑さ」の朝秋葉⑱―ツマグロヒョウモンとムギワラトンボ

ツマグロヒョウモン 送電線鉄塔の休憩所にやって来た蝶はツマグロヒョウモンの♂。元々、南方系の蝶とされ、近頃、分布域をどんどん北へと広げ、地球温暖化の指標とされている蝶です。

 幼虫の食草はスミレ類。宝塚歌劇団の代表曲『すみれの花咲く頃』の訳詞家として知られる白井鐵造の故郷・春野町は、「すみれの里」と言われるほど、園芸種を含めスミレがたくさん生育していますので、ツマグロヒョウモンにとっては格好の地。秋葉山まで登って来ても不思議ではありません。

ムギワラトンボ やって来たトンボは、いわゆるムギワラトンボ。ムギワラトンボと呼ばれるのはシオカラトンボの♀か未成熟の♂。複眼の色が緑色なので、この個体はシオカラトンボの♀。

 ・・・だろうと思います。



  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 03:49Comments(0)昆虫・蝶の図鑑・野生鳥獣秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)

2020年08月30日

「♪ほそ~え、こ~え~ん」に登る②―気賀小学校

ハイキングコース途中にあるゲート ハイキングコース途中にあるゲートには「展望台▶」の案内が。その先のゲートには「細江公園山頂」「おつかれさまでした」と書いてありましたが、ここは長いすべり台があった辺りでしょうか?

「細江公園山頂」「おつかれさまでした」のゲート 円錐形の展望台が造られていましたので、上ってみましたが、標高90メートルほどの高さから、一体、何が見るのでしょう?

気賀小学校 少し疑いの気持ちで見下ろせば、「♪われら~の母校~♪気賀~小学校」が見下ろせました。そして、その向こうには都田川と井伊谷川の合流地点に架けられた落合橋が。

 久しぶりに見下ろした故郷の風景。やっぱり故郷っていいものですね。細い道の1本1本までが思い出されました。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:01Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩きあの頃

2020年08月30日

「青谷不動の滝」から「小堀谷鍾乳洞」まで歩いて往復⑤―神像

鍾乳洞入口の看板 鍾乳洞入口の看板には、中日ショッパーでも紹介された「小堀谷鍾乳洞の伝説」が紹介されています。

神像阿多古青谷村別里小堀谷は、戸数10戸ばかりで大きな洞窟がある。深さは約20歩ばかり、広さは約7-8坪、岩上を望み見れば神像のような形をした岩がある。
ある時土地の農夫が草刈りに行き、洞窟に入って神像に向い霊あらば吾が面の瘤を快し給えと祈り去る。その夜農夫は霊夢終わりて快癒の思いをなす。明朝面の瘤は崩れて平快すと。
これを聞いて近人は洞窟に参り願いごとを祈る翌月頃には遠所にも聞こえ、1日の参詣者は、1000人にも及んだ。(文化7年の内山真竜日記より)


 そして、写真がその神像。お地蔵様のようにも見えます。

コウモリ 今、中日ショッパーを読んで「小堀谷鍾乳洞」を訪れる人が増えているのは、涼を求めるよりも、感染拡大が危惧される新型コロナウイルス感染症を怖れる気持ちから。あなたも、ぜひ、神像の前で手を併せてお祈りください!

 コウモリもいますので、ビックリしないでくださいね!



  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:59Comments(0)出かけよう!北遠へ民話・言い伝え地質・地形・岩石

2020年08月30日

光を求め、光明山遺跡へ⑥―多羅葉

多羅葉 光明山遺跡には春を彩る桜が植えられていますが、目立って大きく、葉を茂らせている木はタラヨウ(多羅葉)です。タラヨウは別名「はがきの木」。タラヨウの葉に字が書けるため、古代インドでは字を書くために用いられていたとも言われ、「葉書(ハガキ)」の語源となったとのこと。

 ハガキは紙で出来ているのに、どうして「葉書」なのか?これを知らないと、チコちゃんに叱られてしまいますよ。

 林道の危険個所が、1日も早く補修されると嬉しいのですが・・・

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:57Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物

2020年08月30日

8月下旬の森町「町民の森」⑦―オトギリソウ、サワオトギリとサワシロギク

 オトギリソウもサワオトギリも、ごくごく近い仲間。花の色も形もよく似ています。

オトギリソウ
サワオトギリ

 あえて違いを見つけるとすれば、葉の形。オトギリソウはへら型でサワオトギリは楕円形。サワオトギリは湿地を好みますので、生育地もちょっと違います。

サワシロギク サワオトギリと同じように湿地を好む植物はサワシロギク。まばらな舌状花は弱々しげに見えますが、実は地下茎で這わせて広がりる逞しさを持っています。

 これが、8月下旬の森町「町民の森」で出会った自然。季節が進んだら、また出かけてみたいと思っています。



  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:55Comments(0)野の花・植物ウォーキング・ぶらり旅・町歩き