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2017年07月27日

真夏の天竜スーパー林道⑩―オトギリソウ

オトギリソウ オトギリソウの黄色い花が咲いています。

 オトギリソウの名の由来は、正徳2年(1712)頃出版された百科事典『和漢三才図会』に書かれているそうです。

 それは、平安時代の話。晴頼という鷹匠が、薬草を用いて鷹の傷を治すことで有名でした。しかし、薬草の名は秘密にして決して口外しませんでした。ところが、ある日、弟がその薬草の名を他人に漏らしてしまったので、これを知った晴頼は怒って、弟を切ってしまいました。

 これが、弟切草(オトギリソウ)の由来。その時に庭に栽培していた薬草に弟の血しぶきが飛び散り、葉の裏側にある暗点はその痕。実に怖ろしい名前です。



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Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:30│Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物
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