› 自然と歴史の中を歩く! › 2019年05月

  

2019年05月31日

インスタ映えの秋葉山ハイキング①―ヒメアカタテハとモンキチョウ

ヒメアカタテハ みなさん!秋葉山の山頂にある「秋葉茶屋」のインスタグラムをご存知ですか?5月30日はそのインスタグラムに写真を投稿している「秋葉茶屋」のAさんと一緒に秋葉山ハイキング。写真を撮りながら時間をかけてゆっくりと登って来ました。

モンキチョウ 待ち合わせ場所はいつもの表参道駐車場。少し早目に着いた私は、ノアザミで戯れていた蝶たちに朝の挨拶。ヒメアカタテハとモンキチョウが撮影にOKを出してくれましたので、♪カシャとインスタ映えしそうな写真を撮ってみました。

 「秋葉茶屋インスタグラム」⇒https://www.instagram.com/akihachaya/

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:45Comments(0)昆虫・蝶の図鑑・野生鳥獣秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)

2019年05月31日

梅雨入り前の観音山に登る②―白い花

 県道299号渋川都田停車場線を曲がった所に車を止めて、観音山の登り口にある「県立観音山少年自然の家」まで歩く間で咲いていた多くの花の色は白、白、白。エゴノキ、カナメモチ、ガマズミ、ウツギ、マルバウツギとヤバネウツギの花の色はみんな白です。

エゴノキ
エゴノキ
カナメモチ
カナメモチ
ガマズミ
ガマズミ
ウツギ
ウツギ
マルバウツギ
マルバウツギ
ヤバネウツギ
ヤバネウツギ

 白い花を咲かせる樹木の開花は、初夏に集中。新緑の明るい緑色と白い花―これらは咲き始めてから散るまでの花の時季が長いので、暑さに慣れていない体でも白い花を眺めることで涼やかに感じられます。

 夏に咲く花の色に白が多いのは、受粉を助けてくれる昆虫たちを呼び寄せるためとのこと。緑が濃さを増す季節には、春先に多い黄色の花よりも白の方が目立つというのでしょう。私は虫ではありませんが、確かに白い花が目立っていました。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:41Comments(0)野の花・植物ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2019年05月31日

富士山麓の西臼塚ハイキング④―ミズナラの巨木と「山の神」

ミズナラの巨木 西臼塚周辺は樹齢を重ねた自生の広葉樹、針葉樹が覆い、木洩れ日を浴びて歩くだけで、私たち人間の手の及ばない自然の恵みを感じることができます。

 そして、その豊かな自然を支配し管理しているのが「山の神」。ミズナラの巨木の根元には、小さな石祠が置かれ、その横には次のような解説看板が建てられていました。

「山の神」のはなし

 伊耶那岐、伊耶那美おふたかたの神の御子、大山祇命は、山の神として古来より日本民族の信仰をあつめています。

 この神さまは、山に木を植えたり木を伐採する人達の神として祀られています。

 この祠は、富士山国有林内で山仕事をする人々が、いつの時代にか祀ったもので、この大木は「楢(みずなら)」という樹種で、樹齢は、三〇〇年位と推定され、神宿る木として祠を建てたものです。関係者が山仕事の安全を祈願するため、毎年一月、五月、九月の十七日は例祭が催されます。

「山の神」の祠 なお、天孫降臨神話の「木花咲耶姫」は、大山祇命の姫君で、父神と共に富士山を守る神として浅間神社に祀られています。(古事記より)


 ここで言っている「山の神」は箱根駅伝とは関係なく、山を支配する神のこと。「山の神」は多くの場合は女神。富士山の「山の神」である「木花咲耶姫」ももちろん女神です。

 【関連記事】富士山麓の西臼塚ハイキング①―富士山

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:37Comments(0)野の花・植物民話・言い伝えウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2019年05月31日

緑萌える天竜スーパー林道ドライブ⑦―山住神社

山住神社 水窪経由で「天竜スーパー林道」ドライブをするなら、山住峠にある山住神社で一服しましょう。

山住神社 「お犬さま」の伝説が残る山住神社は、元々「山住大権現」。平安時代中期に編纂された「延喜式」では「茅原川内神社」として記録され、「山住神社」と改称したのは、明治5年(1872)に浜松県から「縣社」に指定されて以来。その後、曽布川藤次郎とその子、藤太郎により改築や増築が繰り返され、大正9年(1920)には拝殿、同12年(1923)には拝殿の屋根が銅板葺きへと変えられました。

古い絵葉書「縣社山住神社御本殿ト拝殿」 磐田の佐口行正さんの集めた古い絵葉書「縣社山住神社御本殿ト拝殿」の写真に写る山住神社には、本殿と拝殿をつなぐ幣殿が見当たりません。現在の幣殿はいつ、誰によって建てられたのでしょうか?これも、曽布川藤太郎・・・?

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2019年05月31日

名望家・原田久吉翁の足跡を辿る⑨―原田藤太郎?

松茂神社 馬背神社の隣りには、原田久吉翁を祀る松茂神社があります。そして、社殿前に建てられた2基のハイカラな献燈に刻まれている名は、原田翁の息子である「原田久太郎」と「原田藤太郎」の名・・・?

「原田藤太郎」と刻まれた燈篭 あれ?どうして?玄孫の原田さんに確認してみたところ、原田さんの曽祖父は「原田藤次郎」。しかし、刻まれた名前は、どう見ても「原田藤太郎」としか読めません。

 もしかしたら、「藤次郎」を「藤太郎」と間違えて彫ってしまったのでしょうか?

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2019年05月31日

しゃべって笑った初夏の秋葉山⑬―遅めの昼食

かき揚げそば すでに午後1時を過ぎていましたので、「秋葉山に登るぞォォ!」ツアー参加者たちは、社務所で用意してくださった部屋で「秋葉茶屋」のご馳走をいただくことに。私たちAKG(秋葉観光ガイド)にも招待はありましたが、私たちはいつものように「秋葉茶屋」で、私はいつもの「かき揚げそば」(700円)。これが、ホッとするんです。

 最近、「秋葉茶屋」でインスタグラムを始めたのをご存知ですか?アドレスはhttps://www.instagram.com/akihachaya/

 秋葉山、秋葉神社の魅力と人気を伝えるインスタにアクセスし、次々アップされる写真を通して秋葉山の四季の移り変わりを楽しみましょう!

 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山①―「秋葉山に登るぞォォ!」

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:11Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)

2019年05月30日

梅雨入り前の観音山に登る①―「県立観音山少年自然の家」

「県立観音山少年自然の家」入口 この記事「梅雨入り前の観音山に登る」も、「2019年『渋川つつじ公園』の自然」「大平城址を訪ねる」と同じ5月22日のレポート。1日で3ヶ所を訪れ、観音山だけでも相当な距離を歩きました。

「県立観音山少年自然の家」からの風景 先ずは、県道299号渋川都田停車場線を曲がった所に車を止め、「県立観音山少年自然の家」まで約1キロ弱。その後ハイキングコースの山道を山頂の少し先まで歩きましたので、片道2キロだったとしても、往復で4キロ。途中で道に迷って彷徨いもしましたので、ここだけで7キロくらいは歩いたはず。

 とにかく、地図も持たずに2時間半以上歩き続けるという、無謀なハイキングとなりました。

  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:48Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2019年05月30日

富士山麓の西臼塚ハイキング③―小さな噴火口跡

西臼塚 駐車場から西臼塚までは、歩いてほんの20分ほど。標高1293メートルの小さな山の真ん中はクレーターのように陥没していますが、ここが富士山の寄生火山ともいえる小噴火口の跡地。現地に建てられている開設看板によれば・・・

西臼塚(寄生火山)の生い立ち

 富士山の噴火は、平安時代までは山頂から噴火が記録されていますが、そのあと、何度かおきた噴火は、すべて山の側面からおきています。

 これは、中央火口への火道がなにかの理由でつまり、上にのぼれなくなったマグマが、山の側面の弱いところを破って噴火したもので、寄生火山とか側火山とよばれています。

 富士山の山腹には、六十余の寄生火山があり、その多くは小型で、単純な構造をもつため、あまり深く浸食されていません。

西臼塚 西臼塚(標高一、二九三メートル)はその中の一つです。


 「臼塚」とは、見ての通り、臼のように窪んだ小山(塚)の意味です。


  

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:44Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き地質・地形・岩石

2019年05月30日

緑萌える天竜スーパー林道ドライブ⑥―ヤブウツギとヤマツツジ

ヤブウツギ 緑萌える「天竜スーパー林道」で、赤い花が目立っていました。一番多く見かけた濃い紅色の花は、スイカズラ科のヤブウツギ。花の真ん中に突き出ている雌しべが特徴です。

 全体に細毛が生えているところから、別名「ケウツギ」とも呼ばれています。

ヤマツツジ 「天竜スーパー林道」で咲いていた朱色がかった赤い花はヤマツツジです。ヤマツツジは野生のツツジでは一番見る機会が多い品種。竜頭山の展望台付近でも、色鮮やかなヤマツツジが満開。

 静岡県の花が「ツツジ」だって、知っていましたか?

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Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:41Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物ウォーキング・ぶらり旅・町歩き

2019年05月30日

名望家・原田久吉翁の足跡を辿る⑧―馬背神社の手水鉢

馬背神社の手水舎 中部(なかべ)の氏神・馬背(ませ)神社の石鳥居に「横濱市宮嵜町六十六番地 原田久吉」と刻まれていることはすでにレポートさせていただいた通りですが、今回紹介したいのは、鳥居をくぐった先の左手にある手水鉢です。

 実は、この手水鉢に刻まれている梅鉢紋が気になっていました。梅鉢紋と言えば天神社が想像されますが、馬背神社は諏訪神社系のため、社殿には梶紋が見られます。

「横濱市宮嵜町 原田久吉 雇人中」「大正三甲寅年十月納之」と刻まれた手水鉢 とその時、「これって、うちの家紋と同じだ」と原田翁の玄孫の原田さん。「えっ、もしかして・・・」と手水鉢をグルリと回ってみたところ、ありました!右横に刻まれていたのは「横濱市宮嵜町 原田久吉 雇人中」「大正三甲寅年十月納之」の文字。

 鳥居は「大正八年十一月建之」ですから、その5年前に手水鉢が奉納され、そこに自らの家紋を刻んだことになります。

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