› 自然と歴史の中を歩く! › 2023年12月
2023年12月31日
奥山方広寺で干支「辰」探し①―「乃木そば」
暮れも押し詰まった12月25日、久しぶりに奥山方広寺へ出かけました。何しに出かけたのかと言われると、実は「辰=龍」探し。以前「奥山方広寺を訪ねる⑪」でも「半僧坊真殿と後藤岩五郎の彫刻」として海老虹梁の「龍」の彫刻を紹介しましたが、今回はもう少しディープに探してみるつもり。
先ずは、昔懐かしい「乃木そば神谷」へ。子供の頃、奥山方広寺に来た時には、必ず寄った店。私にとっては忘れられない特別な店です。
注文したのは、もちろん「乃木そば」(600円)。「乃木そば」は、そばの太さにばらつきがある、いわゆる手打ちそば。美味しかったのは、麺だけではなく、汁にそば湯が混じり、これを残したらもったいない。
この記事を31日にUPしたのは、年越しそばの話題にしようと思ったから。お馴染みの猫店長の「とみー」は、ストーブの前でほっこりと温まっていました。
先ずは、昔懐かしい「乃木そば神谷」へ。子供の頃、奥山方広寺に来た時には、必ず寄った店。私にとっては忘れられない特別な店です。
注文したのは、もちろん「乃木そば」(600円)。「乃木そば」は、そばの太さにばらつきがある、いわゆる手打ちそば。美味しかったのは、麺だけではなく、汁にそば湯が混じり、これを残したらもったいない。
この記事を31日にUPしたのは、年越しそばの話題にしようと思ったから。お馴染みの猫店長の「とみー」は、ストーブの前でほっこりと温まっていました。
2023年12月31日
浅間神社&東照宮の「龍」⑥―冬の駿河湾と寒桜
さて、これで静岡浅間神社と久能山東照宮の「龍」探しは終わり。もちろん、NHK大河ドラマ『どうする家康』は終了しましたが、徳川家康の遺骸を埋葬したとされる神廟前まで登りました。
そして、17曲りの坂の途中からは、今がシーズンの「いちごハウス」とその向こうに広がり、♪キラキラ光る駿河湾を見下しました。
東照宮の境内では、数は少なかったのですが、寒桜も咲き、季節は間違いなく冬。
500円の拝観料を払った社務所の脇にも、吐水口が蛇口ではなくて「龍口」になっていましたので、これも久能山東照宮の「龍」。小さな「龍」ですが、辰年の令和6年(2024)を前にして、これを見落とすことはできません。
そして、17曲りの坂の途中からは、今がシーズンの「いちごハウス」とその向こうに広がり、♪キラキラ光る駿河湾を見下しました。
東照宮の境内では、数は少なかったのですが、寒桜も咲き、季節は間違いなく冬。
500円の拝観料を払った社務所の脇にも、吐水口が蛇口ではなくて「龍口」になっていましたので、これも久能山東照宮の「龍」。小さな「龍」ですが、辰年の令和6年(2024)を前にして、これを見落とすことはできません。
2023年12月31日
姫街道「半僧坊道」を歩く⑯―熊野神社と宝篋印塔
姫街道「半僧坊道」の桝形を歩き、再び西に向かうと、すぐにあるのは熊野神社の石鳥居。西南の角には秋葉山の龍燈もありますが、注目すべきは北東隅に残る石造の宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。
宝篋印塔とは写経した「宝篋印陀羅尼経」を納める供養塔として建立されたもの。もちろん、神社ではなく寺院に建てられるべきもの。では、どうして熊野神社境内に宝篋印塔があるのでしょうか?
実は、熊野神社境内には、正福寺を名乗る鴨江寺の末寺があったとのこと。正福寺は明治時代の神仏分離令によって廃寺にされましたが、遠州地方一番の大きさである宝篋印塔だけは残されたというのが理由です。
宝篋印塔とは写経した「宝篋印陀羅尼経」を納める供養塔として建立されたもの。もちろん、神社ではなく寺院に建てられるべきもの。では、どうして熊野神社境内に宝篋印塔があるのでしょうか?
実は、熊野神社境内には、正福寺を名乗る鴨江寺の末寺があったとのこと。正福寺は明治時代の神仏分離令によって廃寺にされましたが、遠州地方一番の大きさである宝篋印塔だけは残されたというのが理由です。
2023年12月31日
2023年、第2回「秋葉山参拝ハイキング」⑳―「とらや」の「辰」羊羹
「2023年、第2回『秋葉山参拝ハイキング』」最後のレポートがUPされるのは12月31日。紹介するのは、東京から参加してくれた人からいただいたプレゼント。それが、これ。「とらや」の羊羹でした。
箱を開けて、AKG(秋葉観光ガイド)の錦ちゃと2人で分けましたが、羊羹はカラフルな紙箱に入れられ、紙箱には来年(2024)の干支「辰=龍」が描かれていました。
これは「とらや」が毎年発売する期間限定の化粧箱。「寅=虎」屋なのに「辰=龍」?1月7日には、第3回「秋葉山参拝ハイキング」が開催されます。来年も安全で楽しい秋葉山登拝のガイドができることを願っています。
箱を開けて、AKG(秋葉観光ガイド)の錦ちゃと2人で分けましたが、羊羹はカラフルな紙箱に入れられ、紙箱には来年(2024)の干支「辰=龍」が描かれていました。
これは「とらや」が毎年発売する期間限定の化粧箱。「寅=虎」屋なのに「辰=龍」?1月7日には、第3回「秋葉山参拝ハイキング」が開催されます。来年も安全で楽しい秋葉山登拝のガイドができることを願っています。
2023年12月30日
年の瀬の鶴ヶ池を♪グルリ③―ウラナミシジミ
渡りをする蝶と言うと、アサギマダラを先ず思い出す人が多いとは思いますが、実はウラナミシジミも渡りをするのです。春から夏にかけて南から北へと渡り、秋になれば再び南国へ。しかし、そのまま留まってしまうウラナミシジミもあり、鶴ヶ池の周りでも日向ぼっこをしていました。
このまま暖かな冬が続けば、まだまだ生きられそう。コタツに入ってこんなブログ記事を書いている高齢者ですが、私はあと何年生きられるのでしょうか?
このまま暖かな冬が続けば、まだまだ生きられそう。コタツに入ってこんなブログ記事を書いている高齢者ですが、私はあと何年生きられるのでしょうか?
2023年12月30日
浅間神社&東照宮の「龍」⑤―東照宮本殿木鼻の「龍」
久能山東照宮拝殿の奥には、本殿が連なっています。どこかに「辰=龍」はいないのでしょうか?え~と?え~と?あれ、あれは?軒下に突き出しているのは「龍」。邪悪な者の侵入を防ぐため、4頭の「龍」が恐ろしい形相で四方を睨んでいます。
「龍」の下にある彫刻も「龍」に似ています。「龍」の親子のようにも見えますが、おそらく、これは「獅子」。「龍」と獅子とが力を併せ、久能山東照宮に祀られている東照大権現(徳川家康公)を護っているのです。
「龍」の下にある彫刻も「龍」に似ています。「龍」の親子のようにも見えますが、おそらく、これは「獅子」。「龍」と獅子とが力を併せ、久能山東照宮に祀られている東照大権現(徳川家康公)を護っているのです。
2023年12月30日
姫街道「半僧坊道」を歩く⑮―伊豆石の蔵と桝形
姫街道「半僧坊道」と笠井街道との交差点―塀の向こう側に石蔵があります。蔵は2階建てで、積み上げられている石は伊豆石。1階の軒を支えている柱は、ギリシャの神殿のようなエンタシス。かなり古い蔵のようでしたが、残念ながら現在も使われている様子はありません。
そして、その先、姫街道「半僧坊道」はほぼ直角に左折し、その先ですぐに右折。いわゆる桝形(ますがた=鉤の手)です。
主要街道の宿場の出入口や要所に桝形を設けるように命じたのは江戸幕府。現在、自動車が通りやすいのは新たに整備された道ですが、昔ながらの「桝形」も残されています。この桝形も、ここが姫街道として江戸時代に整備された証。姫街道「半僧坊道」を歩くなら、旧姫街道を歩くことをお勧めします。
そして、その先、姫街道「半僧坊道」はほぼ直角に左折し、その先ですぐに右折。いわゆる桝形(ますがた=鉤の手)です。
主要街道の宿場の出入口や要所に桝形を設けるように命じたのは江戸幕府。現在、自動車が通りやすいのは新たに整備された道ですが、昔ながらの「桝形」も残されています。この桝形も、ここが姫街道として江戸時代に整備された証。姫街道「半僧坊道」を歩くなら、旧姫街道を歩くことをお勧めします。
2023年12月30日
2023年、第2回「秋葉山参拝ハイキング」⑳―午後4時下山完了
下山が進んで麓へと近づき、表参道の標高も300メートルほどの位置。時刻も夕方に近づき、西へと回った冬の太陽の角度がますます低くなり、木漏れ日の射し込みは斜め下から。こんな写真が撮れるのは、短い時間の間だけ。
坂下の石畳の坂道に辿り着くと、西に回った夕日がメタセコイヤの先端を照らしていましたが、これはX‘マスツリーを連想させる冬ならではの風景。
駐車場へと戻ったのは午後4時頃でしたので、約2時間かけての下山ということになりました。
坂下の石畳の坂道に辿り着くと、西に回った夕日がメタセコイヤの先端を照らしていましたが、これはX‘マスツリーを連想させる冬ならではの風景。
駐車場へと戻ったのは午後4時頃でしたので、約2時間かけての下山ということになりました。
2023年12月29日
年の瀬の鶴ヶ池を♪グルリ②―薄氷
果たして、まだ秋の終わりなのか?それとも、もう冬なのか?北遠では氷柱や氷瀑などを見て来た私ですが、我が家の近くでは、まだ氷を見てはいません。つまり、寒さを感じることがあったとしても、気温が氷点下に下がってはいないということ。しかし、鶴ヶ池の水面はわずかに波打つ形で凍っているみたいでした。
カメラを構えて撮影し、画像を拡大して確認してみたところ、これは、間違いなく氷。つまり、鶴ヶ池の水面付近では、気温が氷点下に下がったということ。新年の気温は再び上がる予報ですが、先ずは磐田市にも「冬」がやって来たのは間違いなさそうです。
カメラを構えて撮影し、画像を拡大して確認してみたところ、これは、間違いなく氷。つまり、鶴ヶ池の水面付近では、気温が氷点下に下がったということ。新年の気温は再び上がる予報ですが、先ずは磐田市にも「冬」がやって来たのは間違いなさそうです。
2023年12月29日
浅間神社&東照宮の「龍」④―東照宮拝殿の「龍」
静岡浅間神社を訪れた後、車を走らせて久能山東照宮へと向かいました。長い長~い石段を登り、拝殿の前に立てば、目は♪キョロキョロと干支の「辰=龍」探し。楼門によく似た獏(ばく)の彫刻はありましたが、残念ながら「辰=龍」は見当たらず、拝殿前まで辿り着きました。
すると、拝殿の軒下には、グルリと「龍」の絵が描かれています。雲の間を抜けて、空を飛ぶ金色の「龍」。これを見つけることができたので、17曲りの坂を登り切ったご利益を得た気分になれました。
すると、拝殿の軒下には、グルリと「龍」の絵が描かれています。雲の間を抜けて、空を飛ぶ金色の「龍」。これを見つけることができたので、17曲りの坂を登り切ったご利益を得た気分になれました。