› 自然と歴史の中を歩く! › 2024年02月

  

2024年02月29日

「春の嵐」吹く「県立森林公園」へ②―ハルリンドウ

ハルリンドウ 意外と思われるかも知れませんが、「県立森林公園」でリンドウが咲いていました。リンドウと言っても、これは秋に咲くリンドウではなく、春に咲くハルリンドウ。最初に見つけたのはモウセンゴケなどが自生する湿地。

 ここでは、たった1輪だけしか咲いていませんでしたが、別の場所には数株が、それぞれ数輪の花を咲かせ、春の陽射しをたっぷりと浴びていました。

ハルリンドウ ハルリンドウの花の色は、まさに青空の色。そこには花粉も舞ってはいませんし、春霞もありません。本種のリンドウは秋咲きの花ですが、春にはハルリンドウ(春竜胆)が咲くのです。


  

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2024年02月29日

2024年、北遠の「お花見」ドライブ③―「夢のかけ橋」

「夢のかけ橋」の下にある河津桜 毎年チェックしているのは、国道152号の道の駅「天竜相津花桃の里」そばの「夢のかけ橋」の下にある河津桜も。ここだって「新・浜松の自然100選」の「船明(ふなぎら)ダム湖周辺の桜」の一部です。

「夢のかけ橋」の下にある河津桜と白梅 咲いているのはピンク色の河津桜ですが、その北側には白梅も咲いていました。写真では逆光になってしまいましたが、ちょっと離れて見れば、「春」の訪れを告げる紅白の花です。

花桃の花 さらに気になるのは花桃の花。もうすぐ3月。「桃の節句」(3月3日)が近づきましたので、そろそろ咲き始めていました。


  

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2024年02月29日

御前崎で「お花見」⑤―メジロ

メジロ 「あらさわふる里公園」でも「浜岡砂丘白砂公園」でも出会った野鳥はメジロ。しかも、集団でやって来て、花の蜜を吸い、あっちの枝からこっちの枝へと飛び回っていましたので、探さなくても、すぐに見つけられます。

メジロ ただし、写真を撮るとなると、落ち着きなく飛び回るメジロはちょっと厄介。しかし、カメラマンたちにとっては、静かに咲いている桜の花よりも、メジロの方が狙いのよう。大きなカメラを構えて、何度も何度もシャッターを切っている人が何人かいらっしゃいました。


  

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2024年02月29日

「初夏の陽気」の青谷を歩く⑨―オニタビラコとオニノゲシ

オニタビラコ 青谷(あおや)の里山に春の訪れを告げていた黄色いキク科の花は、タンポポだけではありません。オニタビラコ(右の写真)とオニノゲシ(左下の写真)も、タンポポに負けない「春告花」です。

オニノゲシ オニタビラコもオニノゲシも、どちらも名前に「鬼」と付けられているのは、葉の表面や萼片などに細毛があるから。2月に花を咲かせるからと言って、「節分」の「鬼」とは関係はありません。



  

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2024年02月28日

「春の嵐」吹く「県立森林公園」へ①―ウラジロの芽吹き

ウラジロの芽吹き 船明(ふなぎら)で観測された2月27日の瞬間最大風速は19.3m/s。まさに「春の嵐」です。しかも、私は花粉症。そんな私が外を歩くなんて「自殺行為」とは分かっているのですが、ちょっとだけ「県立森林公園」を歩いて来ました。

 最初に紹介するのは、ごく地味な春の兆し。正月飾りに欠かせないウラジロに新しい芽が顔を出していました。ウラジロは、もちろんシダの仲間。花は咲きませんが、こうして春には新しい芽を出すのです。

ウラジロの群落 寒い冬でも緑色を保っているウラジロの繁殖は、地下茎と胞子の2面作戦。その結果が、しばしば見かける大群落。縁起が好いとされるウラジロならではの生命力を感じました。

  

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2024年02月28日

2024年、北遠の「お花見」ドライブ②―「船明の二本杉」

国道152号沿いの河津桜 次に紹介するのは、船明(ふなぎら)ダム運動公園の東側を通る国道152号沿い。数は多くはありませんが、河津桜はもう散り始め。もう、黄緑色の葉が芽吹いています。

「船明の二本杉」 ここで紹介したいのは、河津桜よりも「船明の二本杉」。「船明の二本杉」は「新・浜松の自然100選」に指定されているのですが、意外と知られていないのかも知れません。「国道152号、船明ダムの東、かつての諏訪神社参道にあり、樹高33mと29mの二本杉。船明ダム工事により5m程埋められましたが、浜松市の天然記念物に指定されています。」とは、私が作った「新・浜松の自然100選」の冊子の解説文です。

 車が止められる場所もありますので、ぜひ、一度お立ち寄りください!


  

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2024年02月28日

御前崎で「お花見」④―寒緋桜

寒緋桜 「あらさわふるさと公園」にたくさん植えられているのは、河津桜をルーツにした「あらさわ紅桜」。そして、「浜岡砂丘白砂公園」に植えられているのは河津桜。どちらも、濃い目のピンク色の花ですが、その中に混じり、さらに濃いピンクの桜の花があります。

寒緋桜 それは、寒緋桜と呼ばれる品種。花の色が濃いだけでなく、下向きに花を咲かせていますので、見上げるにはうってつけの桜。「あらさわ紅桜」や河津桜よりも、少しだけ花の時季が遅くなりますので、まだしばらくは見頃の時季が続きそうです。


  

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2024年02月28日

「初夏の陽気」の青谷を歩く⑧―在来種タンポポとフキノトウ

在来種タンポポ 地球温暖化の影響で、近頃では真冬でもタンポポの花を見かけることがあります。しかし、そのタンポポは外来種の西洋タンポポ。在来種のタンポポは、さすがに冬の間は静かに過ごしているのです。

 ところが、とうとう「初夏の陽気」となった青谷(あおや)では、総苞片(そうほうへん)を閉じたままの在来種のタンポポは花を咲かせていました。

フキノトウ 説明するまでもなく、タンポポはキク科。青谷では、同じキク科のフキも花の蕾を付けていました。フキも花の蕾とは、いわゆるフキノトウ(蕗の薹)のこと。フキは葉柄の部分も食用として利用されて来ましたが、葉より先に顔を出すフキノトウは、春一番を告げる山菜。独特な香りを辺りに漂わせ、春の訪れを告げてくれていました。


  

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2024年02月27日

2024年、北遠の「お花見」ドライブ①―船明ダム

「船明ダム」湖畔の河津桜 今回、北遠の「お花見」ドライブに出かけたのは2月26日。「お花見」と言っても、染井吉野ではなくて河津桜ではありますが、二俣から横山までの河津桜は、どこもほぼ満開。すでに散り始めている場所もあり、今年の「春」の訪れは、かなり早いのは間違いありません。

「船明ダム」湖畔の河津桜 最初の立ち寄り地は「船明(ふなぎら)ダム」。「新・浜松の自然100選」の指定名は「船明ダム湖と周辺の桜」ですから、これは運動公園脇の染井吉野のトンネルだけのことではありません。河津桜が咲いているのは、運動公園北の駐車場脇。私が勝手に、毎年「開花宣言」の標準木としている場所です。

 【関連記事】2024年、北遠の「お花見」ドライブ⑨―玖延寺

  

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2024年02月27日

御前崎で「お花見」③―「寿の紅梅」

「寿の紅梅」 この時季、「あらさわふるさと公園」を訪れれば、誰もが必ず気づくはず。それは、食事処「味工房」入口に植えられている紅梅。「寿の紅梅」と書かれた看板が建てられ、「樹齢九十年」とも。

「寿の紅梅」 樹形は枝を整えられ、まるで盆栽のような形。花はほぼ満開に近いのですが、まだしばらくの間は楽しめそう。私のような高齢者にはとっては、仲間みたいな紅い梅の花。ぜひ、声をかけてあげてください!


  

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