2020年05月16日
初夏の自然を楽しみに北遠へ④―ツマグロヒョウモン
平成21年(2009)4月28日付「平成19年度『河川水辺の国勢調査』結果の概要について」というレポートが、国土交通省河川局から公表されています。
近年の地球温暖化に伴い国内で分布を北進・拡大していると考えられる南方系のチョウ類であるツマグロヒョウモンに注目すると、過年度の調査結果より分布域が北進・拡大していましたが、北陸地方の関川では今回調査で初めて確認され、北陸地方における定着を裏付ける結果となりました。
確かに、ツマグロヒョウモンは1番多く見かけるタテハチョウ科の蝶。「オレンジ色の蝶を見たらツマグロヒョウモンだと思え」と言っても間違いではないほどです。
1980年代まで近畿が分布の北限だった南方系のチョウ「ツマグロヒョウモン」が、90~95年度の調査では三重県の鈴鹿川などで確認され、福井県の敦賀湾と静岡県の浜名湖付近を結ぶラインが北限とされていました。96~2000年度には静岡県、富山県が北限とされ、01~05年度には千葉県、新潟県と北上を続けています。
近年の地球温暖化に伴い国内で分布を北進・拡大していると考えられる南方系のチョウ類であるツマグロヒョウモンに注目すると、過年度の調査結果より分布域が北進・拡大していましたが、北陸地方の関川では今回調査で初めて確認され、北陸地方における定着を裏付ける結果となりました。
確かに、ツマグロヒョウモンは1番多く見かけるタテハチョウ科の蝶。「オレンジ色の蝶を見たらツマグロヒョウモンだと思え」と言っても間違いではないほどです。
1980年代まで近畿が分布の北限だった南方系のチョウ「ツマグロヒョウモン」が、90~95年度の調査では三重県の鈴鹿川などで確認され、福井県の敦賀湾と静岡県の浜名湖付近を結ぶラインが北限とされていました。96~2000年度には静岡県、富山県が北限とされ、01~05年度には千葉県、新潟県と北上を続けています。
今さら言うまでもないのですが、浜松でもパンジー、ビオラなどスミレ科の園芸植物を食草とし羽化しているところが観察されています。5月7日に出会ったスミレの仲間はタチツボスミレとオトメスミレ。自宅付近ではまだ見かけていないツマグロヒョウモンですが、スミレが咲く北遠ではもうとっくに発生していました。