2024年02月06日

浜北の旧街道を歩く①―「北浜村」

「北浜村 昭和二十六年十二月」の蓋 「浜北区小松を歴史散歩」をしたのは、昨年(2023)9月。令和6年(2024)1月からは「浜北区⇒浜名区」と変更されたのですが、元々、「浜北」の地名は「浜名郡北部」に由来。今回の歴史散歩は、貴布祢(きぶね)から美薗(みその)付近までのレポートです。

「北濱村 昭和二十九年五月 竣工」の蓋 先ず私の足を止めたのは、道路脇にあったコンクリート製の蓋。1枚目は「北浜村 昭和二十六年十二月」、2枚目は「北濱村 昭和二十九年五月 竣工」の文字が刻まれ、防火用水槽の蓋と思われますが、「角川日本地名大辞典22静岡県」によれば「北浜村(北濱村)」とは「明治41年~昭和31年の浜名郡の自治体名」。現在の浜名区貴布祢も、当時は「浜名郡北浜村大字貴布祢」。

 先ずは蓋に残された村名で、一気に時代を遡ることができました。



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この記事へのコメント
我が北浜を巡っていただき、ありがとうございます。
私の家の近くにもいくつかあります。「火の用心 北浜村消防団 昭和27年竣工」と記されたものもあります。消防の防火用水槽ですね。若い頃「寺島自衛消防」があり、35才まで若者は所属させられ、訓練で防火用水を使わせてもらいました。現在の消防団も使用していますね。
Posted by 太田隆雄 at 2024年02月06日 14:31
やはり、防火用水槽でしたか。地元の女性に聞いたら、「排水じゃないの?」と言っていましたので、「下水道の蓋」としてしまいましたが、「防火用水槽の蓋」に改めさせていただきます。ありがとうございました。
Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さんみんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 2024年02月06日 15:25
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