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2017年12月28日

原田久吉翁の面影を探る⑯―境神原田新道紀念碑

「八十三翁明善書」の文字 「境神原田新道紀念碑」の碑面左下には、文字を書いた人の名が刻まれています。その文字をじっくりと判読すると「八十三翁明善書」と見えます。

 しかも、その下には、見慣れた「天龍翁」の落款も刻まれていますので金原明善に間違いありません。天竜川下流域での堤防建設による治水工事とともに、天竜の山の植林事業に乗り出していたあの明善翁です。

境神原田新道紀念碑 金原明善翁が生まれたのは天保3年(1832)6月7日。下川合の原田新道紀念碑が建てられたのは大正3年(1914)9月でしたから、数えで83歳。ぴったり合います。

 何と、普段はあまり通る機会のない早瀬の道路脇に刻まれた、2人の郷土の偉人の名。驚きのコラボレーションです。

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