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2019年06月03日

名望家・原田久吉翁の足跡を辿る⑫―境神原田新道紀念碑

境神原田新道紀念碑 次に訪ねたのは、佐久間町浦川の早瀬地区にある、金原明善翁が書いた「境神原田新道紀念碑」の文字が刻まれた石碑です。

 以前、「原田久吉翁の面影を探る⑯」で紹介した時には、「境神原田新道紀念碑」が建てられたのは大正3年(1914)9月と紹介したのですが、浦川の伊東明書さんから届いた便りによれば「『郷土誌浦川村』に次の記述がありました」とされ、「大正二年六月 原田久吉氏ノ寄附ニヨリ早瀬境神地区道路新設工事竣工」の文字が躍っていましたが、今回改めて確認したところ、碑に刻まれた文字によれば「大正二年九月竣功」し、記念碑は「同三年六月建之」だったようです。

 「境神原田新道紀念碑」の「境神」はついて調べたところ、「静岡県地名大辞典・角川書店」の小字一覧の中に「境神」の字名を見つけました。下川合とも勘違いしていたのですが、どうやら、「境神」は早瀬地区の小字名だったようです。

 そして、原田翁のご子孫との出会いと楽しい時間も終わりに近づき、原田さんたちを宿泊先の割烹旅館「おかめ」へと送り届けてお別れしました。

 原田さん!また、佐久間にいらしてください!お待ちしています!

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