自然と歴史の中を歩く！

　今回の秋葉山ハイキングの目的は、「秋葉茶屋インスタグラム」の投稿写真を撮影するため。じっくり、ゆっくりと登りましたので、送電線鉄塔の休憩所に着いた時にはすでに2時間10分が経過していました。

　それでも、ここで富士山が見えるかどうかは、ハイキングの満足度に大きく関わって来ます。そして、その結果は･･･。♪ブブー！富士山は雲に隠れて、まったく見えません。しかし、ここから見える「電線路」の交差点もインスタ映え･･･？

　「電線路」とは「電力を運ぶための電線およびその支持物・付帯設備を含む電力設備」。つまり、送電線や鉄塔のことです。春野町はそんな「電線路」の交差点。ここから見れば、縦、横、斜めに3方向の送電線が交差しているのが見られます。

　実は、国土地理院の地図には送電線も記入されています。この地図の「＋」の下辺りが、写真を撮った送電線鉄塔の地点。どうですか？3本の線が描かれていますね？

　この線を辿って行けば、どこの発電所から電気が送られてきているのかが分かると言います。聞いた話によれば、新潟県の柏崎原発からとか、浜岡原発からとか･･･。中部電力の送電線と電源開発の送電線と･･･。

　「電線路」の交差点と言うよりも、古い言い方で言えば「電線路銀座」。春野町の山では、送電線と大小いくつかの鉄塔が背比べをしているのです。