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2019年05月30日

富士山麓の西臼塚ハイキング③―小さな噴火口跡

西臼塚 駐車場から西臼塚までは、歩いてほんの20分ほど。標高1293メートルの小さな山の真ん中はクレーターのように陥没していますが、ここが富士山の寄生火山ともいえる小噴火口の跡地。現地に建てられている開設看板によれば・・・

西臼塚(寄生火山)の生い立ち

 富士山の噴火は、平安時代までは山頂から噴火が記録されていますが、そのあと、何度かおきた噴火は、すべて山の側面からおきています。

 これは、中央火口への火道がなにかの理由でつまり、上にのぼれなくなったマグマが、山の側面の弱いところを破って噴火したもので、寄生火山とか側火山とよばれています。

 富士山の山腹には、六十余の寄生火山があり、その多くは小型で、単純な構造をもつため、あまり深く浸食されていません。

西臼塚 西臼塚(標高一、二九三メートル)はその中の一つです。


 「臼塚」とは、見ての通り、臼のように窪んだ小山(塚)の意味です。




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