› 自然と歴史の中を歩く! › 秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド) › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › しゃべって笑った初夏の秋葉山④―一の鳥居跡

2019年05月22日

しゃべって笑った初夏の秋葉山④―一の鳥居跡

石畳の坂 九里橋を渡って始まるのが秋葉山表参道。ただし、石畳の坂の途中にある町石は「第三町」ですから、表参道の起点は、九里橋よりも手前にあったのかも知れません。

 石畳の坂道を登って突き当りを左に曲がり、階段を登ると、そこが一の鳥居跡。ここについても、いや、ここは「三の鳥居」跡だという人たちがいます。

一の鳥居跡 「三の鳥居」跡という人たちの根拠は、浜松の田町にあった鳥居が一の鳥居で、浜北の小松にある鳥居が二の鳥居だから、ここが「三の鳥居」だというのですが、これらの鳥居は同時に出来たものではありませんし、今も残っているのは小松の鳥居だけ。しかも、遠く離れた場所から秋葉山を拝むための遥拝鳥居なら、掛川にも森町にもありましたし、磐田市上神増には今でも残っています。

 それを知っている私には、「三の鳥居」説に浜松中心の偏った考えが透けて見えてしまうのです。だから、私の説明はいつも「ここが、表参道の一の鳥居があった跡」。

 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山①―「秋葉山に登るぞォォ!」



同じカテゴリー(秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド))の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
しゃべって笑った初夏の秋葉山④―一の鳥居跡
    コメント(0)