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2023年12月25日

姫街道「半僧坊道」を歩く⑩―げんぺいの石神様

「げんぺいの石神様」 再び姫街道「半僧坊道」に出て歩くと、安間川の少し手前に小さな祠がありました。中を覗くと、2基の緑色片岩が並んで建てられ、向かって右側は「大日如」と読めましたので、多分「大日如来」と刻まれていたと思われますが、左には・・・

 帰宅後の調べてみると、この祠は「げんぺいの石神様」と呼ばれているらしく、次にような逸話が紹介されていました。

 昔、むかし、姫街道を旅していた大変高貴な方が、京へ向かう途中この地で病気で亡くなった。悲しんだお供の者は地蔵尊を建てねんごろに供養した。しかし、天竜川の河原だったので度重なる洪水でお地蔵さまは川底に沈んでしまった。

「げんぺいの石神様」 江戸時代ごろ、この近くを流れていた「げんべい川」と呼ぶ川で洗濯したり、汚れ物を流していた。すると、怪我や病気の人が続出した。川の中から石神様を拾いあげて丁寧にお祀りすると災難もなくなった。


 ・・・とのこと。「げんべい川」が今の安間川なのかどうかは不明のまま。「源平川」なのか?「源兵衛川」なのかも・・・?天竜川対岸の磐田市には磐田市源平新田という地名があり、名前はここを開墾した池田村源兵衛に由来するとされていますが、関係は分かりません。



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