› 自然と歴史の中を歩く! › 2024年03月24日
2024年03月24日
「春の彼岸」の秋葉山に登る②―ジロボウエンゴサクとタチツボスミレ
秋葉山表参道の起点になる九里橋に行く間、道路脇にジロボウエンゴサクが咲いているのに気づきました。ジロボウエンゴサクは「春なの?冬なの?秋葉山に登る④」でも紹介した通り、3月3日にも咲いてはいましたが、あれから3週間近くが過ぎ、数はずっと増えています。
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)の花と出会えば、「太郎坊」を探してみたくなります。「太郎坊」とはスミレのこと。ここ春野町は、「宝塚歌劇団の『すみれの花咲く頃』の作詞者・白井鐵造の出身地。季節が進めば、あっちにもこっちにもスミレが咲くのですが、今はまだ「春の彼岸」。
見つけたのはタチツボスミレ。毎年、ここにタチツボスミレが咲くのは知っていましたけどね。
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)の花と出会えば、「太郎坊」を探してみたくなります。「太郎坊」とはスミレのこと。ここ春野町は、「宝塚歌劇団の『すみれの花咲く頃』の作詞者・白井鐵造の出身地。季節が進めば、あっちにもこっちにもスミレが咲くのですが、今はまだ「春の彼岸」。
見つけたのはタチツボスミレ。毎年、ここにタチツボスミレが咲くのは知っていましたけどね。
2024年03月24日
ご近所にやって来た「春」②―ベニシジミ
今年(2024)になって何度か見かけてはいたのですが、残念ながら1度も写真が撮れなかったベニシジミ。今回は、強めの風が吹いていたせいか、何ヶ所かで翅を開いて止まっていましたので、落ち着いてシャッターを切ることができました。
春に発生するベニシジミは幼虫で越冬した個体。天竜川の河川敷に生育しているスイバやギシギシなど葉を食べて生長し、3回脱皮して蛹化。そして、いよいよ「春」の訪れを感じて羽化したのが、今頃見かけるベニシジミたち。
私は「春」というよりも、「寒」の戻りを感じながら肩をすくめて歩いたのですが・・・
春に発生するベニシジミは幼虫で越冬した個体。天竜川の河川敷に生育しているスイバやギシギシなど葉を食べて生長し、3回脱皮して蛹化。そして、いよいよ「春」の訪れを感じて羽化したのが、今頃見かけるベニシジミたち。
私は「春」というよりも、「寒」の戻りを感じながら肩をすくめて歩いたのですが・・・
2024年03月24日
1歩進んだ青谷の「春」⑦―野の花
青谷で1歩進んだ「春」を感じさせてくれた野草の花は、もちろん他にもありました。例えばカテンソウの小さな白い花。小さ過ぎてピントが合いませんでしたが、確かに花を咲かせていました。
シソ科のカキドオシも咲いていました。垣根を突き抜けるほど勢いよく伸びて来るから「垣通し(カキドオシ)」。厄介者の雑草ですが、利尿、解毒、消炎作用がある生薬の「連銭草(レンセンソウ)」として利用されて来た草。雑草と言ってしまっては失礼かも知れませんので、今回は「野の花」とさせていただきます。
キク科の黄色い花は、ジシバリ(左の写真」とオニタビラコ(右の写真)。タンポポはもちろんですが、ジシバリやオニタビラコも咲いていましたので、青谷の「春」は間違いなく1歩も、2歩も進んでいました。
シソ科のカキドオシも咲いていました。垣根を突き抜けるほど勢いよく伸びて来るから「垣通し(カキドオシ)」。厄介者の雑草ですが、利尿、解毒、消炎作用がある生薬の「連銭草(レンセンソウ)」として利用されて来た草。雑草と言ってしまっては失礼かも知れませんので、今回は「野の花」とさせていただきます。
キク科の黄色い花は、ジシバリ(左の写真」とオニタビラコ(右の写真)。タンポポはもちろんですが、ジシバリやオニタビラコも咲いていましたので、青谷の「春」は間違いなく1歩も、2歩も進んでいました。
2024年03月24日
渋川の枯山周辺の自然⑩―キブシとトサミズキ
県道299号渋川都田停車場線を通っての帰り道、ところどころで花を咲かせている木が目に留まり、車を止めて確認。先ずは、花穂を枝から垂れ下がるようにして咲いているキブシです。1つ1つの小さな花は釣鐘型。花が咲いていなければ目に留まることもない地味な落葉低木ですが、この花を見落とすことなどできません。
トサミズキもキブシと同じように下向きに花穂を垂れる花。似た花ではありますが、見間違えることはありません。
春の花と言えば、先ずは梅や桜が思い浮かべられます。しかし、こうしてちょっと山里に近い場所に出かければ、家の庭や公園などで見るのとはちょっと違う花を見て、もう1歩自然に近い「春」を感じることができます。
だから、私は自然が好き。田舎の農家に生まれて育った私にとって、北遠や引佐の自然は、より身近な環境なんです。
トサミズキもキブシと同じように下向きに花穂を垂れる花。似た花ではありますが、見間違えることはありません。
春の花と言えば、先ずは梅や桜が思い浮かべられます。しかし、こうしてちょっと山里に近い場所に出かければ、家の庭や公園などで見るのとはちょっと違う花を見て、もう1歩自然に近い「春」を感じることができます。
だから、私は自然が好き。田舎の農家に生まれて育った私にとって、北遠や引佐の自然は、より身近な環境なんです。
2024年03月24日
春なの?冬なの?秋葉山に登る㉑―シキミとヒサカキ
177回目の秋葉山から下山し、国道632号に車を走らせて途中でストップ。何か目的があったわけではないのですが、道路脇にシキミが咲いていたのです。シキミは「香花(コウハナ)」とも呼ばれ、主に仏教の葬儀や法要の場で用いられる植物。
そして、近くにはヒサカキも花を咲かせていましたが、サカキ(榊)は神道で使われて来た植物。つまり、ここはまさに神仏習合の地。
そうです。秋葉山だって、明治元年(1868)に「神仏分離令」が発せられるまでは神仏習合の霊域。そんな歴史を感じるためにも、さあ、あなたも秋葉山に登りましょう!
そして、近くにはヒサカキも花を咲かせていましたが、サカキ(榊)は神道で使われて来た植物。つまり、ここはまさに神仏習合の地。
そうです。秋葉山だって、明治元年(1868)に「神仏分離令」が発せられるまでは神仏習合の霊域。そんな歴史を感じるためにも、さあ、あなたも秋葉山に登りましょう!