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2021年05月21日

地域と学校との連携—竜洋西小学校先生たちによる旧津倉家見学会

竜洋西小学校先生たちによる旧津倉家見学会 5月21日(金)は、磐田市立竜洋西小学校の先生方が「まち歩き」をする予定になっていました。ところが「大雨警報」まで発令された最悪の天気。「まち歩き」は諦めて津倉家住宅の見学会に変更し、午後3時30分から1時間程、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」が3グループに分かれ、掛塚の旧廻船問屋を案内しました。

竜洋西小学校先生たちによる旧津倉家見学会 参加した先生方は地元、掛塚や旧竜洋町出身者ばかりではありません。そのため、児童に郷土の歴史を教えるにしても、資料を読んで知るしかありません。そこで大切なのは、地域と学校との連携。私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」がその役割を担うことになったのです。

竜洋西小学校先生たちによる旧津倉家見学会 掛塚が天竜川を流されて来た木材を船で運び出す港町として栄えたこと。良材が集まる場所には製材業が栄え、大工や建具屋などの職人が育ち、祭り屋台を造った腕利きの宮大工たちも排出された歴史について学ぶには、曽布川藤次郎が棟梁を務めた津倉家住宅は絶好の教材です。

 そして、「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」会員の中には、掛塚の天竜川河川敷に設けた製作所で国産初の旅客機を製造した福長兄弟の子孫もいます。次の機会には、ぜひとも楽しい「まち歩き」をしていただき、「遠州の小江戸」掛塚の魅力に深く触れていただきたいと思っています。

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