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2017年09月14日

「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅③―ヒノキの芯去り柱

ヒノキの芯去り柱 旧津倉家の柱は玄関から見える大黒柱ともう1本が欅(ケヤキ)ですが、座敷や居間に使われている柱はヒノキです。そのヒノキ柱には、驚くことに、どの柱にも割れ目どころか、背割りすら見られないのです。

 芯持ち材の柱が経年で乾燥すると、ひび割れが生じるのは当たり前。実は、津倉家の柱に使われているのは芯持ち材ではなくて、芯去り材と呼ばれるものなのです。

芯去り材の取り方 芯去り材は図のような材の取り方をしますので、先ずは太さが必要。ところが、柱材に使われる杉やヒノキ材は真っ直ぐに育てるため、やや過密気味に植えられた人工林で育てられますので、太い材を得るのは難しく、もちろん高価になります。

 乾燥してもひびが入らない、高価ですが強度がある芯去り柱が使われているのが、製材業・材木商でもあった津倉家の見所の1つ。もしかしたら、天竜の人工林で育ったヒノキではなく、木曽の天然ヒノキなのかも知れません。

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