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2017年09月20日

「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅⑨―座敷の襖絵

 座敷とは元々、来客をもてなすために板敷ではなく畳を敷いた部屋の意味。旧津倉家では座敷と次の奥座敷とは襖で仕切り、襖を開けば2間続きで広間として使うことができます。

 襖に絵を描くのは装飾の意味があるのはもちろんですが、風景が描かれることが多いのは、少しでも開放感を演出するため。南側の座敷と奥座敷とを仕切る4枚の襖には、正面側に福田半香(ふくだはんこう:1804~64)、背面には平井顕斎(ひらいけんさい:1802~56)が描いた山水画が使われています。

福田半香の襖絵
福田半香の襖絵
平井顕斎の襖絵
平井顕斎の襖絵

 福田半香と平井顕斎は、ともに渡辺崋山の門弟で「崋山十哲」と呼ばれる画家。半香は現在の磐田市見付、顕斎は現在の牧之原市に生まれた地元の画家です。

 10畳の座敷の長い側、2間半に4枚立の襖ですから、1枚の幅は三尺七寸五分(113.75センチ)。鴨居の上にはスッキリとした胡麻柄(ごまがら)の組子(木)欄間から隣室の光が漏れて来ます。いずれも、磐田市指定の文化財です。

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