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2017年10月28日

「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅㊼―和釘と釘隠し

和釘 大工の棟梁は、地元の宮大工、曽布川藤次郎翁であったとは、元竜洋町長の池田藤平氏が津倉家の当主だった捨蔵氏から直接聞いたという話。宮大工が建てたからというわけでもないのでしょうけど、室内に釘を使った跡が見つかりません。そればかりか、装飾を兼ねた釘隠しすら見当たりません。

 ところが、建物の外側に回れば、端根太の外側を囲む化粧板を止めている和釘が見つかりました。

釘隠し 化粧板はところどころが菱型に切り込まれ、そこに犬釘に形の似た釘の頭が見えます。そして、少し横には、銅板か真鍮板で覆った釘隠しも。

 現在も使われている鉄の丸釘は、明治初期には普及し始めたとのことですが、明治22年築と言われる津倉家には和釘が使われたようです。これも、宮大工・曽布川藤次郎翁ならではのこだわりだったのでしょうか?

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