2017年10月11日
「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅㉚―茶室の天井
四畳半の茶室の天井板は、木目に味わいがある杉の板目。天井板を抑える桟木は山桜の枝にように見えますが、桜の枝がこんなに真っ直ぐなわけがありません。おそらく、細い丸太に山桜の樹皮を巻いて、枝のように見せたものだと思います。
廊下寄りには、杉板を矢羽に編んだ網代天井。柱にはヒノキの磨き丸太が使われたりして、趣たっぷりの茶室。津倉家の見所の1つです。
廊下寄りには、杉板を矢羽に編んだ網代天井。柱にはヒノキの磨き丸太が使われたりして、趣たっぷりの茶室。津倉家の見所の1つです。