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2017年09月18日

「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅⑦―杢の玄関外壁と軒天板

軒天板 旧廻船問屋・津倉家の気になる玄関―外壁と軒天井に使われている板目模様の板は、複雑な模様が浮き出た杢(もく)と呼ばれる美しい板です。

 板目の模様は、木の種類は同じでも、育った環境や樹齢などから決して同じ模様は現れません。木が捻じれたり、曲がったり、枝が生えたりすれば、そこには天然木ならではの模様が現れます。

玄関外壁 その杢目を出させるのには、木を選ぶのはもちろんですが、どの部分をどの角度で挽いたら装飾的な模様が現れるかを知り抜いた経験が必要。そんな経験を持ち、板に挽く職人が、掛塚にはいたのです。

銅版画の一部 廻船問屋の江戸屋は製材業も。そんな旧津倉家住宅は、まさに商品展示場。どんな優秀な職人を抱えているのかは、玄関先に使われている板を見れば分かります。

 「回漕業及木材商 津倉勘六」の銅版画は明治30年代に製作されたと思われますが、津倉家玄関の外壁には、印象的な板目模様も描かれています。

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