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2017年09月17日

「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅⑥―本桜の敷居

本桜の敷居 旧津倉家の敷居です。築130年に近いというのに、未だに光沢があり、障子の開け閉てによる擦り減りが見当たりません。

 敷居は、日に何度も障子や襖を開け閉めする所。木目が緻密で堅く、溝の擦り減りや割れが起きにくく、色も美しい「本桜」が適材と言われています。

 「本桜」とは山桜のこと。だったら、どこの家でも山桜を使えば良いはずですが、良材は決して多くはなく、硬い木を挽き、建具に加工するには職人の腕が求められます。

 「本桜」の敷居は、商品展示場の役割も兼ねていたかの観がある旧津倉家住宅ならではの贅沢。日本人は、敷居を踏むことは家や家人を踏み付けることと同じ、と考えて来ましたので、敷居は踏まずに跨いでください。

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