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2017年09月30日

「遠州の小江戸」掛塚の文化遺産・津倉家住宅⑲―床脇地袋に描かれた鯉

床脇地袋に描かれた鯉 奥座敷の床脇地袋の小襖には、黒くて大きな真鯉らしい魚が描かれています。右下に書かれた文字は「雲莊逸人寫」と読み取れますので、この絵を描いたのは望月雲莊(もちづきうんそう:1832~1896)。2階にある貼り雑ぜ襖のトカゲを描いた椿椿山の弟子になります。

 雲莊の母は、静岡藩士・望月安兵衛の長女。雲莊は明治4年(1871)に明治維新の開墾事業のため三方原に移住し、後には浜松市田町に居を構えたこともありました。その後一旦は東京で暮らしましたが、明治23年(1890)には再び磐田市中泉に戻っています。

 津倉家住宅が建てられたとされる明治22年(1889)には、東京在住だったことになりますが、津倉勘六の求めに応じ、運気上昇のシンボルとして鯉の絵を描いたものと思われます。

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