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2020年08月15日

我が故郷の気賀(きが)を歩く㉛―鳥衾瓦

鳥衾瓦 「我が故郷の気賀(きが)」で出会った屋根瓦に注目。細江神社の屋根でも見られましたが、一般住宅の屋根にも。長く反り返るように突き出した瓦は「鳥衾(とりぶすま)」と呼ばれている飾り瓦です。

 鳥衾瓦の形や意味については諸説あるようですが、一説によれば、この瓦の形は水鳥が水中に頭を突っ込み、餌を探している時の尾の先を模しているとのこと。その尾の下は水中ですから、火災を防ぐことにつながるとの考え。

鳥衾瓦 別の説によれば、衾(ふすま)は平安時代に用いられた寝具のこと。したがって、鳥衾とは鳥が止まる場所。鬼瓦を鳥の糞で汚されないために用いられたとされています。




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