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2020年07月31日

我が故郷の気賀(きが)を歩く⑯―犬くぐりの道

犬くぐりの道 細江神社裏に再現された「犬くぐりの道」については知っている人が多いとは思います。解説看板によれば・・・

 犬くぐりの道

 気賀関所を通行するためには、この町の人々でさえ、通行手形が必要でした。しかも、夕方六時には門が閉められ、朝は六時にならないと開けられなかったため、農民たちは大変不便でした。
 そこで「犬くぐり」と呼ばれる抜け道が作られ、犬が通る道として黙認されたのだそうです。
 呉石の獄門畷付近から正明寺、気賀宿の町並北側の山裾を通り、東は清水の北の連照寺の境内を通り清水橋北まで通じていました。
 犬くぐり道には、むしろを垂らした門があり、「犬ならばくぐることができる」けれども、人は立ったまま通ることができないので、むしろの下をくぐって通ったのだそうです。  浜松市


「犬くぐりの道」の解説看板 つまり、むしろを手でどけて立ったまま通ってはいけない、ということ。江戸時代だったら、きっと私は捕まっていたのでしょう。ちなみに、むしろに描かれた澪標(みおつくし)は、旧細江町の町章でした。




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