› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 我が故郷の「姫街道」を歩く⑪―新屋の龍燈

2020年05月01日

我が故郷の「姫街道」を歩く⑪―新屋の龍燈

新屋の龍燈 未舗装の旧姫街道の旧「長坂」と、車も走れる旧姫街道の新「長坂」と交差する地点を横切り、そのまま進めば新屋(あらや)の集落に出ます。そして、旧「長坂」を下り切った角に建っているのが龍燈と呼ばれる秋葉山常夜燈。元々は石などで造られた常夜燈の火を風から守るために建てられた鞘堂とも言われていますが、私が見て来たところでは、最初から龍燈だけが建てられたと思われるものもたくさんあります。

 静岡県教育委員会文化課編集の『静岡県歴史の道 姫街道』によれば、「弘化四年の棟札がある」とのことでしたので西暦1847年の建立。補修の痕は見られますが、かなり古い木造建築物です。

ミカン貯蔵庫
ミカン貯蔵庫

 辺りに点在する屋根の上に高窓を設けた建築はミカン貯蔵庫。近くでは葉タバコの乾燥庫も同じような造りをしていたのを覚えていますが、ミカン栽培が盛んだった新屋ではミカン貯蔵庫だと思います。

 【関連記事】我が故郷の「姫街道」を歩く①―旧姫街道


 【関連記事】曽布川藤次郎翁に学ぶ②―高木秋葉山常夜燈
 【関連記事】磐田市川袋の秋葉山常夜燈①―市指定有形文化財


同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
我が故郷の「姫街道」を歩く⑪―新屋の龍燈
    コメント(0)