2020年04月22日
我が故郷の「姫街道」を歩く②―「六地蔵」
「六地蔵」とは、地獄⇒餓鬼⇒畜生⇒修羅⇒人間⇒天界の六道を輪廻転生する6体の地蔵菩薩を祀ったもの。人間は誰もが生前の業により死後に六道を輪廻するのですが、六道のどこに生まれ変わろうとも、その六道で苦しむ私たちを救済すると考えられたのが「六地蔵」。墓地の片隅などで見かけることが多いのは、そんな理由からです。
ただし、姫街道の「六地蔵」には、こんな言い伝えがあります。
このお地蔵さんは裏の竹藪がむかし刑場でしたので、その霊をなぐさめるためにたてられたそうです。長い間風雨にさらされながら旅人の安全を守ってきました。正徳二年(一七一二)建立 細江町観光協会 細江町教育委員会
竹藪は今でもそのまま残されています。私も子供の頃、ここが刑場で、伐られた首が晒しものにされていた場所と聞いていました。そんな脇を通るのは、さぞや勇気が要ったことでしょう。
ただし、姫街道の「六地蔵」には、こんな言い伝えがあります。
このお地蔵さんは裏の竹藪がむかし刑場でしたので、その霊をなぐさめるためにたてられたそうです。長い間風雨にさらされながら旅人の安全を守ってきました。正徳二年(一七一二)建立 細江町観光協会 細江町教育委員会
竹藪は今でもそのまま残されています。私も子供の頃、ここが刑場で、伐られた首が晒しものにされていた場所と聞いていました。そんな脇を通るのは、さぞや勇気が要ったことでしょう。
処刑された遺体は、その後、ある場所に埋葬されたとも聞いていますが、今回それを明かすのはやめにしておきます。
この記事へのコメント
久しぶりです。生まれはあの老ヶ谷とのこと。姫街道は10年前から歩き、ガイドもやってきましたが、最近は秋葉街道に移っています。記事も懐かしいです。昔からの街道がだんだんと様変わりして管理もされなくなってくるのは、寂しい限りです。先人たちの旅や思い、歴史を知り、これからの人々ために生かされるよう、地元の人たちを中心に是非保存活動をしていってほしいと,願っています。私も少しでも街道歩きのよさを知らせたいと思います。
Posted by 太田のじいじ at 2020年04月22日 19:55
いくつになっても、生まれ育った故郷は懐かしいもの。子供の頃、歴史好きの兄からいろいろ聞かされました。
ちなみに、兄は旧細江町歌「伸びゆく町細江」を作詞した斉藤佳彦です。
兄から電話が入り、今度の日曜日(26日)に茶摘みが始まります。
ちなみに、兄は旧細江町歌「伸びゆく町細江」を作詞した斉藤佳彦です。
兄から電話が入り、今度の日曜日(26日)に茶摘みが始まります。
Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 2020年04月22日 21:02