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2025年05月21日

「しんしろまちなか」寺社巡り⑫―桃牛寺

桃牛寺の煉瓦塀 再びJR飯田線の「宮ノ前踏切」を渡り、曹洞宗の寺、和秀山桃牛寺(とうぎゅうじ)へ。寺の南の道路に面して建てられている塀は赤煉瓦。そして、寺の山門は、長篠城にあった弾正門(だんじょうもん)を移築したものだとされ、大変貴重な歴史遺産です。

桃牛寺の山門 門の左側の扉には、長篠の戦いの時に武田軍が撃った銃痕が残っているとされていましたが、残念ながらそれらしい痕は分かりませんでした。

 そして、本殿に向かって右前にあるのが、豊川海軍工廠で命を落とした新城高等女学校の生徒の慰霊塔。私の父親も豊川海軍工廠に勤めていましたので、その日の惨状については何度も聞かされました。そして、豊川空襲による戦没者は2544名。そのうち動員学徒は452名。

桃牛寺の本堂と慰霊塔 この慰霊塔が建立されたのは、昭和36年(1961)の十七回忌。決して忘れてはいけない、二度と繰り返してはいけない反戦平和への強い願いを込めた観音像です。





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