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2017年10月28日

三遠南信サミット四半世紀 「見える成果」へ連携深化 浜松

日本遺産登録が期待される三遠南信地域の無形民俗文化財。広域連携の成果としても注目される 遠州と愛知県東三河、長野県南信の広域連携を図る「三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)」による三遠南信サミットが30日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれる。サミット開始から四半世紀がたつが、具体的な事業成果が見えにくいのが実情。SENA会長の鈴木康友浜松市長は「(連携に対し)自治体間に濃淡がある。今後の連携を進める上でどういう手法が良いか議論したい」と語る。

 25回目となる今年のサミットは、人口減や交通網の発達によるスーパー・メガリージョン(巨大都市圏)形成など、10年先を見据えた新ビジョンの基本方針を議論する。39市町村、51商工会議所・商工会で構成するSENAは産業振興や防災などで一定の成果を上げてきた。ビジョン策定委員の戸田敏行愛知大教授は「この10年で三遠南信に関するさまざまな組織ができた。次はそれらの連携、連動が課題」と指摘する。関係自治体からは「事業が多岐にわたりすぎて、何をしているのかぼやっとしている」との声も上がる。

 そんな中、広域連携の成果として期待されるのが三遠南信地域の無形民俗文化財などの日本遺産認定だ。日本遺産は2020年の東京五輪に向け、文化財を観光資源として活用する目的で創設された。

 SENAを主導する浜松市は16年度、遺産候補を絞り込めず申請を見送ったが、現在は文化財の精査を進め、来年1月に申請する方針。市によると、認定には圏域全体が同じ文化圏であることや外国人観光客に魅力が伝わるかが問われるという。後継者などの人材育成も評価される。担当者は「人口減少社会の中で三遠南信を活性化する上で重要な取り組み。SENAの成果を出したい」と話す。(「静岡新聞」より)


 北遠を含む三遠南信地域の民俗芸能が日本遺産に認定されたら、本当に嬉しいですね。次は、世界遺産を目指しましょう!


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