2021年02月08日
冬の八丁坂を登る⑪―荷継ぎ場跡
貴船神社脇の坂道を登った先が、八丁坂の終点に当たる荷継ぎ場の跡。ここから先、瀬戸、間庄、立原(たっぱら)へと続く道は比較的なだらかですから、かつては荷車を使っていたのですが、ここに至るまでの急傾斜の道は浜背負い(はましょい)の仕事だったのです。
浜背負いの「浜」とは、海浜だけではなく、川岸の意味でもあり、川岸に着いた荷物を背負い上げるのが浜背負い。
耳を澄ませば、浜背負いたちのホッとつくため息の音が聴こえて来そう。荷継ぎ場跡には、まだ雪が残っていました。
浜背負いの「浜」とは、海浜だけではなく、川岸の意味でもあり、川岸に着いた荷物を背負い上げるのが浜背負い。
耳を澄ませば、浜背負いたちのホッとつくため息の音が聴こえて来そう。荷継ぎ場跡には、まだ雪が残っていました。