2020年12月30日
年の瀬の粟ヶ岳に登る⑪―馬頭観音
帰り道で出会った石仏は馬頭観音と見受けました。三面六臂の立ち姿は阿修羅や庚申仏のようにも見えますが、剣や斧、棍棒の他に法輪を持ち、正面で合掌、頭上に馬頭の化仏を頂いた姿は、馬頭観音と思われます。
「干時寛政二年戌十二月」と刻まれ、西暦1790年の建立。「發願(ほつがん)」は願いをかけること、「奉請(ぶじょう)」とは仏の来臨を請う意味。何を願って建てられたのかは不明ですが、旧暦と西洋歴との違いを考えなければ、ちょうど230年前に建てられたものということになります。
「干時寛政二年戌十二月」と刻まれ、西暦1790年の建立。「發願(ほつがん)」は願いをかけること、「奉請(ぶじょう)」とは仏の来臨を請う意味。何を願って建てられたのかは不明ですが、旧暦と西洋歴との違いを考えなければ、ちょうど230年前に建てられたものということになります。