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2018年07月01日

柏古瀬・不動明王堂を訪ねる③―地の神、庚申塔、神号碑、馬頭観音、地蔵尊

地の神、庚申塔、神号碑、馬頭観音、地蔵尊 浦川・柏古瀬の不動明王堂の向かって左手には、周辺に散在していたものを集めという石仏が祀られています。

 庚申塔は、三猿を刻んだ台座の上に立つ六臂の青面金剛童子。神号碑は、真ん中に天照皇大神宮と刻まれ、左右には金毘羅大權現、秋葉山大權現の文字が刻まれています。天照皇大神宮は、伊勢神宮の内宮のこと。大権現は、もちろん神仏混淆の時代の神号です。

地の神、庚申塔、神号碑、馬頭観音、地蔵尊 小さな馬頭観音と地蔵尊とが並び、覆屋の中は大賑わい。神仏分離令(神仏判然令)により行き場を失った石仏たちが、地域の住民により廃棄されるのではなく、ここに集められたのだと思われます。



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