2017年06月29日
北遠の馬頭観音⑤―競い馬
熊地区六郎沢の明王型馬頭観音の基壇に刻まれた文字に興味が湧きました。
「一番黒色男 二番アシ毛男 三番カワラ毛男 四番カゲ女」。一体、何でしょう?
これを人間の男女だと考えると、色の黒い男性が1番で脛毛が毛深い男性が2番、影がある女性が4番」ということになりますが、3番の「カワラ毛」が何か分かりません。
ところが、これを人間ではなくて馬の毛色だと考えると、「1番黒毛、2番芦毛、3番瓦毛、4番鹿毛」となり、何となく分かって来ます。
かつて六郎沢でも馬が飼育されていました。そんな時代に、馬買い商人に値良く売れる馬の人気順位が、「一番黒色男 二番アシ毛男 三番カワラ毛男 四番カゲ女」と刻まれたのか?あるいは、農耕馬で競われた草競馬の順位の可能性もあります。
「一番黒色男 二番アシ毛男 三番カワラ毛男 四番カゲ女」。一体、何でしょう?
これを人間の男女だと考えると、色の黒い男性が1番で脛毛が毛深い男性が2番、影がある女性が4番」ということになりますが、3番の「カワラ毛」が何か分かりません。
ところが、これを人間ではなくて馬の毛色だと考えると、「1番黒毛、2番芦毛、3番瓦毛、4番鹿毛」となり、何となく分かって来ます。
かつて六郎沢でも馬が飼育されていました。そんな時代に、馬買い商人に値良く売れる馬の人気順位が、「一番黒色男 二番アシ毛男 三番カワラ毛男 四番カゲ女」と刻まれたのか?あるいは、農耕馬で競われた草競馬の順位の可能性もあります。