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2017年06月28日

北遠の馬頭観音④―巡礼碑・写し霊場

瑞雲院の馬頭観音 春野町犬居の瑞雲院の山門前に並んでいる苔むした馬頭観音の台座の部分には、「廿九」と刻まれています。「廿九=29」、つまり西国三十三所霊場の29番札所、京都府舞鶴市の松尾寺の本尊である馬頭観音を写したものです。

 これは、馬の冥福を祈って建てた馬頭観音とは違い、あくまでも六道の一つ畜生界を済度する馬頭観世音菩薩として建てられたものです。

 馬の口を模した「馬頭印」という印相を結んでいるようにも見えます。




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