2024年09月29日
雨上がりの富幕山歩き⑭―シブカワシロギクとヒオウギ
富幕山(とんまくやま)の山頂は三ヶ日町只木ですが、ハイキングコース入口から歩く道は引佐町奥山ですから引佐町渋川のすぐ近く。しかも、富幕山にも蛇紋岩の露頭が見られますので、ここにシブカワシロギクが咲いているのは不自然ではありません。
サワシロギクは名前に「沢」と付けられていることからも分かるように湿地を好む植物ですが、シブカワシロギクは蛇紋岩地帯に生育するサワシロギクの変種。舌状花の数が少なくまばらに咲いているのも、シブカワシロギクの特徴です。
ヒオウギの濃いオレンジ色の花は1輪残っていただけ。ほとんどの花は時季が終わり、ふっくらとした実をならせていました。もう少しすると、このラグビーボールみたいな形の実が弾けて、「ぬばたま」とも呼ばれる黒い種が顔を出しますよ。
サワシロギクは名前に「沢」と付けられていることからも分かるように湿地を好む植物ですが、シブカワシロギクは蛇紋岩地帯に生育するサワシロギクの変種。舌状花の数が少なくまばらに咲いているのも、シブカワシロギクの特徴です。
ヒオウギの濃いオレンジ色の花は1輪残っていただけ。ほとんどの花は時季が終わり、ふっくらとした実をならせていました。もう少しすると、このラグビーボールみたいな形の実が弾けて、「ぬばたま」とも呼ばれる黒い種が顔を出しますよ。