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2019年11月15日

東海道・二川宿を歩く①―浮世絵に描かれた二川宿

歌川廣重の「東海道五拾三次之内 二川」 舞阪宿・新居宿・白須賀宿と東海道を東から西へと辿り、ようやく二川宿までやって来ました。

 城下町であり湊町でもあった吉田宿と比べると、ちょっと地味な感のある二川宿。江戸時代の浮世絵を見ても、今の愛知県豊橋市二川町や大岩町の町並みの賑やかさは感じられません。

五雲亭貞秀の「末廣五十三次 二川」 写真の浮世絵は、脇本陣前に掲示されていた複製。歌川廣重の「東海道五拾三次之内 二川」では、潮見坂を登って疲れ果てた瞽女と思われる旅人が「かしわ餅」の看板が下がる茶屋を目指す姿が描かれています。

 五雲亭貞秀の「末廣五十三次 二川」は、文久3年(1863)、江戸幕府第14代将軍徳川家茂が孝明天皇に開国を言上するための上洛風景を描いた絵。

 どちらの絵を見ても、残念ながら宿場町の賑わいは感じられません。


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