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2019年02月07日

東海道・白須賀宿を歩く⑬―鷲津停車場往還

「白須賀宿マップ」 ところどころに建てられている「白須賀宿マップ」によれば、この辺りは伝馬町。物資を馬で運んでいた江戸時代の整備された駅伝制度で、荷物の引き渡し場所になったところが伝馬町。

古い絵葉書「傳馬街通リ 白須賀町」 古い絵葉書「傳馬街通リ 白須賀町」の写真に見える家並み、今もあまり変わらずに残っています。

「鷲津停車場往還」の道標 そして、伝馬町の角に建てられた道標には「鷲津停車場往還」と刻まれていました。この道標は「明治四十五年」に建立され、現在のJR東海道本線「鷲津駅」に至る道を示しています。

 「鷲頭駅」の開業は明治21年(1888)9月1日。東海道本線のルート選定に当たり、潮見坂は蒸気機関車では登れないという理由により、現在の鷲津ルートが採用された経緯があってことを考えると、この「鷲津停車場往還」の道標には、悔しさに似た思いを感じざるを得ません。

 さらに、国道1号のルートから外れたのは「東海道・白須賀宿を歩く⑪」で紹介した通りです。

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