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2018年12月29日

東海道・新居宿を歩く⑤―造園家・中根金作

湖西市立新居図書館の横にある中根氏が手掛けた庭園について、参加者に紹介する猪井さん(左)◆世界的造園家の作庭技術を堪能 湖西・新居で5回目ツアー

 磐田市出身で世界的造園家の故中根金作氏(1917~95年)にゆかりのある庭園や公園を歩いて巡るツアーが22日、湖西市新居町で開かれた。ツアーは今年から始まり、今回で5回目となった。

 同町のガーデンデザイナー吉元洋美さんがツアーを企画。中根氏は1980年ごろからは旧新居町の街づくりに携わり、自身が設立した中根庭園研究所(京都市)として手掛けたものも含めると、町内で40以上の事業に取り組んだとされる。今回は吉元さんに加え、猪井英典さんら旧新居町職員がガイド役を務め、市内外から35人が参加した。

 参加者はJR新居町駅から約3キロのコースをスタート。冬至の日に合わせ、太陽の光による仕掛けを用いたモニュメントがある浜名川親水公園などを巡った。市立新居図書館横の日本庭園では、猪井さんが当時見た石組み作業の様子を振り返り、中根氏の指示の的確さを紹介した。

 中根氏は二条城(京都市)や足立美術館(島根県)、米・ボストン美術館などの造園で知られる。江戸時代の作庭家になぞらえて「昭和の小堀遠州」とも称された。(12月23日付「静岡新聞」より)


宝珠寺の庭園 磐田市に住みながら、恥ずかしながら名前を聞いたことがある程度の知識。「東海道・新居宿を歩く」の機会に、先ず新居にあるという中根金作が設計した庭園や公園を巡ってみることにしました。

 その前に、先ずは中根金作が手掛けた磐田市豊島にある宝珠寺の庭園を訪ねました。そして、左の写真が枯山水「涅槃の庭」です。

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