2018年12月26日

東海道・新居宿を歩く②―新居関所

新居関所「面番所」 新居関所は、日本で唯一現存する関所。役人が旅行者の通行手形を調べる建物「面番所」は嘉永7年(1854)の「安政東海地震」で倒壊しましたが、安政2年(1855)から5年(1858)までに再建され、国指定特別史跡として大切に保存されています。(入館料:大人300円、小人150円)

新居関所「面番所」 幕府が全国に53ヶ所の関所を設けたのは江戸を守るため。中でも新居関所では幕府直轄として最高の警備体制が敷かれ、「入鉄砲と出女」に対して特に厳しい取り締まりをしました。

新居関所 また、新居関所は江戸時代中期に、自然災害で2度の移転を強いられました。明治2年(1869)に関所は廃止されましたが、明治~昭和にかけて学校や町役場として使われ、当時の建物が日本で唯一そのまま残る関所としての歴史的価値が高く評価され、大正10年(1921)国の「史蹟」に、昭和30年(1955)には改めて国から「特別史跡」に指定され、現在に至っています。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
東海道・新居宿を歩く②―新居関所
    コメント(0)