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2019年01月16日

東海道・新居宿を歩く㉓―「湯りどみ」

みどり湯 塩水が混じらない水の確保が難しかったと思われる新居には、今も営業している創業140年の銭湯があります。もちろん、住宅が密集している新居宿では、火災が発生するとたちまち延焼し大火につながる恐れもあり、また、万が一火災が発生した時には、銭湯の水を消火に利用することも想定されていたと思われます。

「湯りどみ」 建物の外観に古さはあまり感じられませんでしたが、妻側には「湯り堂(ど)み」と右から左へと変体仮名交じりの「みどり湯」の看板が掲げられ、棟の端には「緑湯」の瓦が見られます。

「緑湯」の瓦 今では利用者は減っているようではありますが、かつては海から帰った猟師たちがサッと一風呂浴びて、潮風で冷えた体を温めたのでしょう。

 実は今でも、海岸でサーフィンを楽しむサーファーたちの利用があるようで、「みどり湯」の名前はかなり有名なようです。

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