2018年11月02日

舞坂宿「往還通り」を歩く⑤―脇本陣

脇本陣 東海道舞坂宿は、東海道五十三次の江戸の日本橋から数えて30番目の宿場町。東は浜松宿で、西は新居宿。宿場町には、公家や大名・役人などが宿泊したり、休憩したりする本陣が設けられていましたが、本陣だけでは泊まり切れない場合など予備として脇本陣も設けられ、大名たちが泊まらない時には一般客の宿泊できる旅籠屋でもありました。

檜皮葺の唐破風造り 舞坂宿の道の北側にあった本陣や相本陣は残っていませんが、脇本陣は「現在書院棟一棟が残されており、旧東海道宿駅の中では、唯一の脇本陣遺構として貴重な建物」(舞阪町教育委員会)とのこと。

提灯の「茗荷紋」 玄関は檜皮葺の唐破風造り。古い提灯に見られる「茗荷紋」は「茗荷屋」を名乗った堀江家の家紋。一番奥の上段の間がある棟が、大名たちが宿泊した書院棟です。

上段の間 脇本陣は無料で見学できますので、江戸時代の旧東海道舞坂宿の雰囲気を味わうには絶好の場所。ぜひ、お立ち寄りください!

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