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2018年11月07日

舞坂宿「往還通り」を歩く⑩―出桁造り

出桁造り 舞坂宿「往還通り」に残る比較的古い建物の軒先を見上げてみると、その多くは軒下を深く造った出桁造りです。

 出桁造りは、2階の床や屋根などの荷重を柱に伝える梁や腕木を前に突き出した構造ですが、中には長短の梁を使って桁を乗せ、出来るだけ前へ軒を張り出す工夫がされている建物もありました。

出桁造り 短い梁に乗った桁の上に長い梁が乗った二段出桁造りも。一段の桁よりも二段に張り出すことにより、軒屋根はさらに前に出すことが出来ています。

 旧東海道舞坂宿の「往還通り」に面した家並に見られる、江戸時代の町屋造りの伝統を引き継ぐ建築様式です。

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