2018年12月31日
東海道・新居宿を歩く⑦―「新柏公園」
「新居文化公園」を南西に下ると、浜名川に「二本松橋」が架けられ、橋の欄干側面をガラスエッチングが飾っています。ガラスエッチングに見られる橋の絵は、廣重の「東海道五拾三次之内 荒井」で見られるような渡船ではなく、大きな帆を立て新居港に出入りした千石船のようです。
かつての浜名湖は淡水湖。当時の渡船は浜名川を渡っていたのですが、明応年間(1492~1501)に各地で起こった地震のうち、特に東海地方を襲った明応7年(1498)の地震津波により、浜名川がなくなり、現在の今切ができ、浜名湖は現在の汽水湖となったようです。
かつての浜名湖は淡水湖。当時の渡船は浜名川を渡っていたのですが、明応年間(1492~1501)に各地で起こった地震のうち、特に東海地方を襲った明応7年(1498)の地震津波により、浜名川がなくなり、現在の今切ができ、浜名湖は現在の汽水湖となったようです。
「天水モニュメント」で知られる浜名川に沿って整備された「新柏公園」も、世界的造園家・中根金作の立ち上げた中根庭園研究所が景観整備に関わった場所。浜名川ではコガモが遊び、カワウが佇んでいました。