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2019年11月17日

東海道・二川宿を歩く③―「臥蝶に十六菊」紋

「臥蝶に十六菊」紋 本陣とは、大名や旗本、幕府役人、勅使、宮、門跡などの宿泊所として指定された家。いわゆる旅籠とは違い、二川宿の本陣は馬場家の居宅でもありました。

 本陣に大名などが宿泊する時には、大名の定紋入りの幔幕を張り、高張提灯を掲げるのが決まり事。現在、二川宿本陣の幔幕に染め抜かれている家紋は、吉田城の最後の藩主・大河内松平家の「臥蝶(ふせちょう)に十六菊」。大河内松平家は伊豆守でもありましたので、家紋は「伊豆蝶」とも呼ばれています。

「臥蝶に十六菊」紋 「臥蝶」とは翅を水平に伏せている蝶。「臥蝶」に対し、翅を立てている蝶が「揚羽蝶(あげはちょう)」。アゲハチョウとはそういう意味だったのです。



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