2020年10月24日

東海道・蒲原宿を歩く⑲―高札場跡

高札場跡 若宮神社への参道入口に「高札場跡」の解説看板が建てられていました。

 高札とは徳川幕府の禁令、定(さだめ)などを記した立札のことで、辻札ともいわれた。宿場や村には必ず高札場が設けられ、民衆に法令や定を周知させていました。正徳元年(一七一一年)に出された五高札が有名で ①伝馬に関する定 ②忠孝を奨励する定 ③毒薬や贋金銀売買禁止の定 ④切支丹宗門禁制の定 ⑤火付(放火)重罪の定 が墨書されて掲げられていました。また貨客運搬の駅馬や人足の賃金も改定のたびに掲げられました。  静岡市

 今では新聞やテレビ、さらにはデジタル化されようとしている官報や公報は、江戸時代には人目につきやすい場所に掲出された手書きの木札の時代。

 今では、ガラスが嵌められたアルミ掲示板が建てられていました。





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