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2020年10月21日

東海道・蒲原宿を歩く⑯―旧五十嵐歯科医院

旧五十嵐歯科医院 ハイカラの言葉がピッタリの洋館は「旧五十嵐歯科医院」―国登録有形文化財です。解説看板によれば・・・

大正時代の洋館
 国登録有形文化財「旧五十嵐歯科医院」

 旧五十嵐歯科医院は、町家を洋風に増改築した擬洋風建築と呼ばれる建物で、外観は洋風、内観は和風というユニークな建物です。当時の洋風建築としては珍しくガラス窓が多く使われ開放的であり、下見板の白いペンキとあいまってモダンな息吹が感じられます。

 大正3年、五十嵐準氏が自宅を3回にわたり洋風に改造し、歯科医院を開業しました。水道がなかった時代、井戸水を二階の診療室まで通したポンプや配管も残っています。名医として知られ、当町在住の元宮内大臣田中光顕伯爵も患者の一人でした。

 平成12年10月11日に、国登録有形文化財に登録されました。


旧五十嵐歯科医院 単なる看板建築ではなく、屋敷全体を洋風に改造したとは驚き。これだけガラス窓が多いということは、相当な強度が必要。中に入っては見ませんでしたが、1階の家族の居室も2階の診察室も、南面のガラス窓から陽射しがたっぷりと届く明るい部屋であるのは間違いありません。




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