2020年03月25日
東海道・由比宿を歩く⑭―地すべり対策事業
由比を歩いてみれば、誰もが目にすることがある気になる「急傾斜地崩落危険区域」の看板。対象区域は由比西倉沢。「急傾斜地崩落危険区域」の指定地は、崖縁に迫った上の地域のこともありますが、西倉沢では崖を背負った地域が対象地となっています。
国道1号、東名高速道路、JR東海道線といった東西を結ぶ重要交通網が集中している当区域は、豪雨や東海地震等により大規模な地すべりが発生する恐れがあり、日本の大動脈が寸断されることにより生じる被害は計り知れないものがあります。
そのため、当地域において地すべりを防止するための調査や対策工事を実施しています。
・・・とのこと。
国道1号、東名高速道路、JR東海道線といった東西を結ぶ重要交通網が集中している当区域は、豪雨や東海地震等により大規模な地すべりが発生する恐れがあり、日本の大動脈が寸断されることにより生じる被害は計り知れないものがあります。
そのため、当地域において地すべりを防止するための調査や対策工事を実施しています。
・・・とのこと。
左の写真は、有名な廣重が描いた「東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺」の浮世絵。現在の薩埵峠越えの路はこの絵ほどの険しさはありませんが、地滑り対策工事は必須の課題。難所だった薩埵峠を歩いて越えることなく、海岸線を安全に歩けるようになったのは、嘉永7年(1854)の大地震で海岸が隆起してからとは、何と皮肉な歴史ではありませんか?
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:01│Comments(0)
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